対テロリスト-1
集まったみんなに幻術で何を見せられていたか、幻術の世界でアリスと何を話したのか、それを全て話した
その話を聞いたみんなの顔は「ありえない」というようなそんな顔をするもの、泣くものがいた
「探しに行こう、あいつはまた後でって言っていた、それならきっとあいつはあそこにいるはずだ」
「はい、そうですね、行きましょう」
涙をぬぐい、鼻声でそうライトちゃんが言う
「それじゃあ、みんなでアリスちゃんを止めに行くわよ」
ナイさんがそう言って扉を開けると、そこには図書館と、確かあそこにいた女の子がいた
「お主らに頼みたいことがある」
「なんだ?」
「これからくるテロリストたちからこの学校を守る作戦の手伝いじゃ」
それに対しアメジが
「そのまえに、あなただれ?」
ととても鋭い目を向けて低い声で聞く
「ヘマタイト・クリスタの味方サファイア・ブラウクォーツじゃイアとでも呼んでくれ」
時間がないらしく、細かい話は聞けなかったが、イアは特定の人の未来が見えるらしい、それで俺の未来を見ることができるらしく、あのこともあり信じることにした結果、俺とライトちゃんとイアがアリス捜索チーム、ロラと瑠璃先輩が避難誘導チーム、アメジとナイさんが校舎内の逃げ遅れ捜索チーム、使用人たちはレインをロラ達につけて他はそれぞれの主人について動くことに
「それじゃあ、急ぐぞ」
と言い、俺とライトちゃんが走ろうとすると、後ろからイアに袖を引っ張られた
「どうした?何かあるのか?」
そう聞くとうつむきながら少し恥ずかしそうに
「いやその、わし・・・運動神経悪いし、体力もないし、魔法もダメダメで・・・その、抱えてくれぬか?」
「その格好で魔法もダメなの⁉」
そう言うと激弱な力でお腹を数発ぽんぽん殴られる
「あのなあ、わしは使っていなくても未来視に常に魔力と処理能力が奪われてるんじゃ、むしろ少しは魔法を発動できるっていうのはすごいんじゃよ、知らんじゃろ」
「ごめんごめん、悪かったって」
そう言いイアを左腕で抱えたタイミングで放送がなる
「これから・・・我が校に大勢のお客様がいらっしゃいます・・・学校に残っている生徒、教師は・・・すぐに教会へ向かってください・・・戦闘に自身のある教師は・・・寮にいる生徒の・・・護衛を、お願いします」
「これから・・・我が校に大勢のお客様がいらっしゃいます・・・学校に残っている生徒、教師は・・・すぐに教会へ向かってください・・・戦闘に自身のある教師は・・・寮にいる生徒の・・・護衛を、お願いします」
と生徒たちから人気がある、真面目な先生の声で
「大丈夫そうだな」
「はい、よかったです」
思い出したように、走りながらイアに聞く
「なあイア、聞きたいんだがなぜこれまで口を出さなかったんだ?」
「簡単じゃ、これが一番お主の望む結果に近かったからじゃ、犠牲が少なく、大切なものも傷付かない、その結果にな」
2階への階段を上がっている途中、ポケットから時計を取り出し時間を確認する
「気を付けろ、もうすぐ揺れる」
その数秒後、爆発音を立て、何とか転ばないくらいの大きな揺れが走る
「これ、大丈夫なのか?」
「ああ、今のは動揺させるためのものじゃ、実害はない、がもうすぐ敵も入って来る、こちらに来る敵は少ないが充分気を付けろ」




