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美しき花

「なんか校庭に向かってる人多いけどなんで?」


「この後学び舎の校庭でダンスパーティが開催されるらしいですわ、ヘマタイト様」


となぜか高貴人間のような口調で丁寧にアメジが答える、はあ、しっかたないなあ~乗ってあげるよ


「教えてくださりありがとうございます……どうでしょうかアメジ様、一緒に踊ってくださいますか?」


そう言いアメジの目の前に膝をつき、手を差し出すと周りを見てから少し笑って返す


「どうやら、ヘマタイト様にはほかに誘うべき女性がいるようですよ」


その視線が向かう方を見るとなんと美しい女性がいるじゃあいませんか、にげ……る必要もないしいいや


「ああ、そうみたいだ」


「ロラ、瑠璃先輩一緒に踊ってくれませんか」


そう2人に手を出すと「「喜んで」」とそう言いながら手を取り、校庭へとみんなで向かう


ノリに流されて誘ったけど、そうだよなまだ会場にもついてないもん、さっきも変な目で見られてたもん、多分


そんなくだらないことは置いておき


校庭中に美しい音色が鳴り響き、貴族たちが優雅に踊る


「久しぶりだな、こうして踊るのは」


「うん」


普段とは違う、落ち着いたような、大人のような雰囲気を出し話かけると、少し気が抜けたような返しをロラがする


「どうしたんだ?」


義兄様おにいさまがいつもと違う魅力を出していて魅かれてしまいました」


「それは嬉しいな、実は俺もいつもと違うロラに見惚れてしまっていたんだ」


「わたしも嬉しいです」


そう話している間にいつの間にか一つ目の曲が終わる


そのあとは瑠璃先輩やアメジ、リリ、アリス、ライトちゃんたちと一緒に踊っていった、ロラが誰と踊るのか心配だったがよかった、全員身内で全員女性だった


うん?どうやって女性どうしで踊ったかって?あいつが男性側も踊れるからかな


とまあ踊りを楽しみ、祭りを楽しみ最後はヒュー―という音を立てながら夜空に上がっていき、どの花よりも綺麗で鮮やかに、ただただ美しいという言葉が似あう、まさに最高の火の花が咲き誇り、たみやー、かがやーという人々の声と遅れてくる花火の音が鳴り響く


その花と声と笑顔は星々や月にすら勝るほど美しかった

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