魂の欠片
この扉の先に、俺達が本気で戦い負けた相手、圧倒的な強者と俺達2人が求めているアレがある、強さと平和と同じくらい……いやそれをここまで求めるようになった理由それと関係するアレが……アレがあるんだ
2人が大きく息を吸い、大きく息を吐き、深呼吸して一緒にドアを3度叩く
氷のようにとても冷たい雰囲気をしているショートの銀髪メイドがドアをゆっくり開ける
「いらっしゃいませヘマタイト様、オーロラ様どうぞお入りください」
そう感情の無いまるで人でないかのような、人形のような声でそう言い、手で席を示し案内する
示された席へと何も言わずに向かい、座る
普通のテーブルに普通の椅子、そして屋台で……いや今まであった2回どちらとも全然違う、重い雰囲気をしたグラジオス、彼女が目の前に座っている
「単刀直入に聞く、何が目的だ?」
そう精一杯不安を隠した声でグラジオスに聞く
「その前に、こっちから聞きたいんことがあるんだ、なんでこれを」
椅子の近くからトランクを上げ、テーブルに乗せてゆっくりと開き、中身の無色の円弧三角形型の宝石?が見えるようこちらに向ける
「古代の秘宝の1つで、世界に5つとないア-ティファクト・・・魂の欠片をそんなに求めているのか」
「これの使い道なんて1つしかないだろ、そう言うことだ」
「まあ、だよね」
重く、硬い空気の中喋る
「それで、条件についてだけど・・・友達にならない?」
友達・・・つまり友達という名の駒的なやつかと考えているとグラジオスが笑顔で言う
「2人が思ってるような友達じゃないよ、ただの普通の友達になりたいだけ……だってあなた達面白いし」
「本当にそんなことでいいの?」
とロラが聞くとうなずき言う
「うん、だってこれをどんな手を使ってでも欲しいって思ってるんでしょ?それならあげるよ、この条件を断ってもね」
その言葉に一切嘘はなく、ただただ彼女の、彼女のやさしさだけがあった
その言葉に2人が涙を流しながらただ一言
「「ありがとう」」
そう返した
その後魂の欠片をもらい、しばらく雑談をした後部屋に帰り、このことをレインたちに話す
後は・・・後は3つ




