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犯人捜索-6

それから少しして、捜索に必要な生徒の資料が必要という話になり、ライトちゃんとアリスに生徒会室まで資料を取りに行ってもらい、数分資料から絞り込んでいき、今外に出てきたのだ


「これが・・・外の世界・・・」


そう中庭に綺麗に咲く桜の間から見える空を眺め、手を伸ばしながらそう言う俺の左腕を抱きしめ、もたれるように頬を置き


「そうだよ・・・ヘマにぃ・・・これが・・・これが外なんだよ」


と涙を流しながら笑顔で、ゆっくりと返す


「どうせ、外に出ることも、日光を浴びることもできないくらい病弱で一度も外を見たことがない、ずっと病床に伏していた義兄の病気がいくつもの山場を越えて治療で治った後初めて外を見た、外に出たシーンでしょ」


と早口気味に飽きたような口調でアメジが答える


それに対して少し悩むような顔をしながらアリスが


「う~ん、どっちかっていうともたれかかってるところから見てずっと地下に囚われてた兄を救出したシーンじゃないですか?」


両腕で胸を圧迫しながら左手を頬に当てて答える


「アリス正解」


そう俺が言うと2人が一気に肩を落とす


「また負けた~」


「アリスさん強すぎます」


そんな2人を見ていつも通りの笑顔で「少し視野が広いだけですよ」そう返す


「それじゃ捜索始めましょ」


気を取り直してアメジがそういう


ということでとりあえず俺とアリスとライトちゃんのAチーム、ロラとアメジのBチームの2組という珍しくロラと別れての行動になった


うん?俺とロラが離れても大丈夫かって?大丈夫大丈夫、1週間くらいはロラニウムなしでも大丈夫だからもちろんロラのほうもね


ということで捜索開始


からの聞き込み終了


今日は2年2組 スイ・ランド、短い水色の髪に眼鏡、その奥にある鋭い目つきが特徴の女生徒、実力は上の下くらいで成績優秀、真面目な優等生について調べた


先生に聞いた話だと友人関係も良好、休み時間は友人とよく雑談をしているらしい、放課後図書館で本を読むことが多いらしいが教室に持ってきている様子はなく、昼休みにも図書館には入らない、「もしかしたら本ではなく図書館みたいな静かな場所が好きなのかもね」というのが担任ユミ・ルルル先生の考えらしい


先生からの信頼も厚く、どの先生もどこかに「彼女は違うと思うが」のような、犯人であることを否定する言葉を入れていた、特に担任のユミ先生は両手を振り、大きなものと金色の髪を揺らして否定していた


という話を俺達の部屋でした結果、なぜか俺はロラによる私刑が確定していた


それとロラ達が調べた生徒、2年4組ラム・ニクという赤い髪のタレ目の男子も聞いた感じ犯人の可能性は薄かった


ということでみんなで夜ご飯を食べ解散


「さてと、ゆっくり寝るか」


そう言っていつもレインたちが寝ている部屋に向かおうとするが、笑顔でとても楽しそうな声をしたロラに後ろから抱き着かれ、耳元にささやかれる


「今夜は寝かせないよ」

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