チーム対抗戦-28
見覚えの無い新品のようにきれいな真っ白な天井に、柔らかいベットと枕、毛布、カーテンから刺す月明りと右隣に眠るロラの寝顔が見えた
手を伸ばしてキスをしようと近づくが、ベットが繋がっているわけがなく、そのまま毛布と一緒に落ちてしまった
「何やってんの?」
聞き覚えのある声で心配とか全くない呆れた声で言われる
「うん?ああ、アメジか、何って大切なお姫様をキスして起こそうとしてたんだよ」
体を起こして入口のドアのふちにもたれているアメジにそう返す
「あらそうだったのね」
「う・・・うるさい」
そう言いながらロラが目を擦り体を起こす
どこを使ったのかも分からない飛び方でロラの方までヘマが飛んでいき、思いっきり抱きしめる
「ごめんな、守れなくて、俺もっともっと強くなるよ、ロラに心配かけないくらい、守れるくらい」
「ヘマにぃ、私ももっともっと強くなる、ヘマにぃに心配させないくらい、守れるくらいに」
そう言い2人が抱き着き合い、大量の涙を流す、きっとそれは2人が出会って今までほとんど苦戦はなく敗北は初、1対1だけじゃなく多対1ですら、互い以外には負けなし、2人そろえば最強だったそんな2人が互いを、仲間を守れなかった悔しさからのものだろう
そこからしばらくしていつの間にかいなくなっていたアメジが、「もう大丈夫かな」と確認するために戻ってきていた
「なにしてるの?」
ヘマタイトとロラが2人でいちゃいちゃしていた
「いちゃいちゃ」
「見りゃわかるよそれは!」
「じゃあ聞くなよ!」
「そうだそうだ」
そんないつもの会話をしてアメジがクスッと笑って言う
「元気になったみたいね」
それに対し笑顔で
「「うん」」
そう2人で返した
「そういやここどこなの?」
そうロラが聞きそれに続くように俺もアメジに聞いた
「あと何があったんだあの後」
「それについては、みんながいるあっちで話すわ」
そう言われ、長い廊下を後ろからついていき、3人のいる広場までつくと、瑠璃先輩が椅子から立ち上がり走って向かい、ジャンプして2人一緒に抱き着かれてしまった
「無事でよかった」
瑠璃先輩が涙を流し、鼻水をたらしながらそういった、それに続きライトちゃんとナイさんにも
「ぶ、無事でよかったです」
「無事でよかったわ」
と言われみんなに目の少し腫れた笑顔で返した
「「みんなも無事でよかった」」




