チーム対抗戦-24
その後見張りをしたり、えーとえーと、うーん、特に何もやらずに夜が過ぎていきいつの間にか太陽が昇っていた
そして今は瑠璃とロラが一緒にご飯を作っているのを拠点の中でうきうきで待つ
「瑠璃先輩」
お尻が地面に触れないように座りながら、焚火を準備しながら嬉しそうな声で話しかける
「瑠璃でいいよ」
「じゃあ瑠璃、昨日の夜ヘマにぃと何か喋ってたけど、距離どれくらい縮まったの?」
「え、えっと、ど、どうだろう、でも対抗戦が終わったら星を見に行こうって約束は」
耳まで真っ赤にして持っている薪を落としそうになるくらい焦りながら応える
「ほんとですか⁉マジですか⁉それなら対抗戦終わった後作戦立てますよ、絶対成功させて距離縮めますよ」
そう言って薪を全て右側に投げ捨てて押し倒すような勢いで一気に距離を縮め、おめめを超ぱっちりさせながら早口で聞く
それに驚き倒れそうなところぎりぎりのぎり、あと数センチで地面に突きそうなところを足で体を支え、風魔法で髪を浮かせて、少し申し訳なさそうに応えた
「い、いやそのみんなで行くことになってね」
「えっなんで」
「それはその・・・」
といい昨日の夜あったことを、なぜか今の流れであまり関係がないはずの魔物の件まで含めて薪を2人で回収しながら説明した
「はあー、ごめんね悪い人ではないんだけどね、悪い人では、女の子何人も無意識に落としてきたうえ、告白してきた女子に『ごめん、誰?』とか『えっあ~、そんなこともあったんだっけ?』とか『ごめん、傷つけるつもりとかないんだけど・・・その・・・嫌いとかじゃなくて興味ないだけで』とか言ってるだけで」
薪を並べる手を止め、しばらく悩んで考える
「ごめん、悪すぎるかも、冷静に考えたら最低だった」
深くため息を吐く
「教育間違えたかな」
そう言いながら頭を押さえる
「恋愛さえ絡まなければ意外といい人ではあるんだよ、きっと」
「い、いい人なのは分かるよ」
「普段は優しいし、気づかいも意外とできるし、ダメなところもあるけど頼りになるんだけどね、頼りにならないことが多いけど」
少し無理やりっぽく養護するように、最後は小声で早口でロラが話す
「あの人って恋愛知らないんだよね?」
「うん、とっさに人を守ったり、少し仲のいい人の悩みを延々と聞いたりしてるだけ、なぜかその場面のほとんどに私も一緒にいたけどね」
「ほんとに大変だったんだね」
「うん」




