チーム対抗戦-1
あれから何十日か経った頃、今チーム対抗戦のエリアに4人で馬車に乗って向かっている
「どんな場所だと思う?」
とアメジがみんなに聞く
「お菓子だらけだといいよね、美味しそう」
そう俺が特に何も考えずてきとうに応える
「ねえこの一か月で分かったんだけどさ、あんた意外と可愛いところあるわよね」
これはまさかライバル⁉そう思ったロラがヘマの腕に抱き着いて
「ヘマにぃは渡さないよ」
と言いながら少し威嚇をする
それに対して冷たく「いらないわよ」
と言ってきた、なんかなんか悔しいなんで?告白してないのに振られた気分だ
「なーんだ、アメジとならシェアもありかなって思ったんだけどなあ」
そんなバカみたいなことを話しているなか斜め上を見てぼーっとしている、俺の前に座るライトちゃんに話しかける
「ライトちゃん、ぼーっとしてどうしたんだ?」
すると「うわぁぁぁぁ‼」と悲鳴を上げながら椅子から落ちそうになってしまった
大丈夫かな
「な、なな、なんですか?」
ライトちゃんが急いで周囲を確認する
「いや、ぼーっとしてたからどうしたのかなって」
「ああ、すいませんお菓子の森とかお菓子のお家、お菓子の滝とかのこと考えてました」
この笑顔この命を懸けてでも守らねば、そう固く決意するヘマだった
「え、えっとどうしました?ヘマタイトさん」
「大丈夫、守らなきゃって思っちゃっただけだから」
そう思ったことをそのまま口に出して返すと、不思議そうなの表情をされてしまった
伝わらなくていいんだ、そう言えたらそれだけでね
・・・・・・・・・待てよこれもしかしてあれか、またロラに蹴られるやつなんじゃ
そう気づきぐっと構えるヘマただ何も飛んでこない
・・・何もない?どういうことだ
「分かるよヘマにぃ、ライトちゃんって庇護欲搔き立てられるよね」
方に手を置きうなづきながらそういってきた
ほっ、助かった
その後も馬車に揺られながら4人でいつも通り楽しく会話して数時間後
「結構長いな」
「ね、もうすぐついてもよさそうだけど」
と前の方を見ながらロラが返す
「前の方に森があるよ、あれなんじゃない?」
こちらを向いてロラが教えてくれた
そこから少しして、森の少し前くらいで止まると思っていた馬車が森に入っていった
「「「「・・・」」」」
4人全員が何かを考えながら黙ってしまった、おそらく全員同じことを考えている、そう何か変、何かは分からないが何かが変ということだけ分かる、まさかもう始まっているのか?
そう考えていると何の音もなしに急に馬車が止まる
「一旦降りて確認してみる」
そう言って後ろの方から降り、前に行ってみるとそこには、人もウマも何もなく、ただ説明の時に見せられたカード4枚だけが置かれていた




