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源光(みなもとひかり)物語  作者: 西村 圭
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十八、松風

私は二条に家を建て、まず花散里の人に移ってきてもらいました。また、明石の人にも、来てもらおうと考えています。他にも何人か、縁のあった方々に移り住んでもらおうと考えていました。


明石の人は、移り住むことにいまだためらいもあるようでしたが、息子のことも考え、思案しているようです。明石の人の母君は、いきなり私のところへいくより、つてのある家で過ごしたほうがいいのではないかと考えていたようです。私も惟光を差し向け、手伝ってもらいました。


私は明石へ迎えを送りました。母君との別れは辛かったでしょうが、旅立ってくれました。


明石の人が越してきた辺りは、人里離れたところなので、松風も響くようで、なおさら故郷を懐かしく思うようです。


私も様子を見に行こうとしましたが、紫が気分を害し、なだめるのに時間がかかってしまいました。


久しぶりに会う明石の人は、やはり好ましく思われました。明石の人も、何より息子との対面を喜んでいました。重ねて私の家に移ってくるようすすめましたが、慣れないからと断られてしまいました。


家の様子を整える手立てなどを考えたりして、明石の人のもとで幾日か過ごしました。


異父姉の朱雀から連絡かあったり、葵の姉らとの付き合いもあり、しばらくしてから二条の家に戻りました。


紫はむくれましたが、私は明石の人との子を一緒に育てて欲しいと頼みました。子供好きなのか、紫は喜んでくれました。

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