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森ひろし  作者: メシア
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第4話【久しぶりの依頼】

 パープリンパラダイスを追い出されてから半年、森ひろしは居酒屋のバイトに精を出していた。


 


 

 しかし、その間も森進一と五木ひろしのものまねの練習は欠かすことはなく、ものまね芸人として技術を磨き続けることを怠ることはなかった。


 


 

 そんなある日のことである。居酒屋の店長の息子が結婚するらしく、その結婚式で森進一と五木ひろしのものまねを披露してくれと頼まれたのだ。


 


 

 「し、しかし、店長、オレなんかのものまねをやっても……」


 


 

 「なに卑屈になってるんだ。おまえの森進一と五木ひろしのものまねはクリソツじゃねーか。んじゃ、よろしく頼んだぜ」


 


 

 そういい残して店をあとにした店長を見送りつつ、森ひろしはものまね芸人として情熱を少しずつ燃え上がらせていた。


 


 

 ━━バイト先の居酒屋の店長の息子の結婚披露宴。会場にいつもの紺色の背広姿で入った森ひろしは、自分のものまねショーまでの時間を極上の緊張感を抱きながら待ち続けた。


 


 

 そして、そのときはやってきた━━。

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