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何故? 彼は私を選んだのか?

作者: 七瀬
掲載日:2022/11/28








ずっと私は考えている事がある!

“私の彼は、何故? 私を彼女に選んだのだろう?”

彼は、それはそれはモテる彼氏でたくさんの女の子から付き合ってほしい

と言われていた彼だ!

それなのに、“なんの取り柄もない私を彼が選んだ。”





・・・何度か? 彼と付き合った後に直接訊いた事があるのだが。

彼は上手くぬらりくらりと私の答えてほしい事を言ってくれない!




『・・・あのさ、どうして私を選んでくれたの?』

『えぇ!? 急にどうした。』

『だって! 別に私じゃなくてもよかったんじゃないかって思うから。』

『“俺はさ、君が良かったんだよ。”』

『どこがどう良かったのか聞きたいの!』

『“他の女性ひとにないモノを君は持っている!”』

『他の女性ひとにないモノって?』

『それは俺の口からは言えないよ。』

『なにそれ? 答えてよ!』

『いつか分かる時がくるよ。』

『意味わかんない!』






私は他の女性ひとに比べて、“特別、美人でも可愛い訳でもない!”

性格も普通だし、ずば抜けて何かに優れている訳でもない!

彼は私の何が良かったのだろう?




彼は私と付き合う前から、“物凄くモテる彼だった。”

私の女友達の数人も彼が好みだと言う友達もいた!

他にも彼に言い寄る女性達はみんな美人か可愛い女の子達

ばかりで、何度考えても私は納得できなかった。

“私は彼に相応しくない!”

隣で彼と一緒に歩いていると? 通りすがりの若い女性達が

私と彼を見てなにやらヒソヒソ話をしている。

どうやら? 彼は物凄くカッコいいのに、隣に居る私はブサイクな女

だと小声で話していた。

私だって分かっている、彼に相応しくない事を......。

それでも彼が私を選んでくれたから私は彼の隣に居るの!

そう言いたいのを我慢して、私と彼は彼女達を通り越していった。





『何時も思う事があるの!』

『うん? 何?』

『“私と別れてもいいんだよ。”』

『なんでそんな事を言うんだよ!』

『・・・ご、ごめん、』

『俺は別に、誰でもよかった訳じゃないんだよ!』

『じゃあ、どうして?』

『“直感かな?”』

『直感って、それって適当じゃないの?』

『ビビッときたんだよ!』

『ビビッとって、』

『君はいつも不満ばかり言うけど、俺は君と居て不満がなくなったんだ。』

『私がブサイクだからでしょ!』

『そうじゃない! なんて言っていいのか分かんないけど、落ち着くんだよ。』

『・・・本当に私でいいの?』

『あぁ! 勿論だよ!』

『・・・ううん。』







・・・なんか少しだけだけど、心がスッとした。

私を揶揄う為に彼が私と付き合った訳じゃない事。

ちゃんと私の事をみて、“私と付き合いたいと想ってくれた事。”

彼は物凄くイケメンでモデルのような顔つきだけど、私は彼を信じて

彼に着いて行こうと思う。





例え? 周りの人達に馬鹿にされても私は彼がいい!

少しは自分に自信も持たなくっちゃ!

いつか? 私は彼に相応しい彼女になると決めたんだから!



最後までお読みいただきありがとうございます。

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