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ようこそ!如月学校防衛隊へ!  作者: 黒波 海
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入学そして……

初めまして黒波 海です。

初投稿です

ついにこの日が来た。

4月7日、入学式

そう、僕、男鹿谷おがや守の高校デビューの日だ。

高校生になったらいろんなイベントや新しい環境など僕の新たな生活が始まる。


楽しみすぎていつもより1時間も早く目が覚めてしまった。

ちなみに休日も学校がある日も同じ時間に起きている僕は春休みだろうと起きる時間は変わらない。

布団から体を起こしリビングへ向かう。


「おはよう」


朝食を作っている母に挨拶をする。

いつもより1時間も早く起きたのにそれより早く起きている母親ってなんだろう。少し怖い。

父親は毎日夜遅くまでの仕事でまだ起きていない。


「おはよう、まーちゃん今日はいつもより起きるの早いね。高校が楽しみなのね」


母親が微笑みながら言ってくる。


「まーちゃんはやめてって言ってるだろ。もう高校生なんだし」


母親に抗議する。

しかし意味がないだろう。

このやりとりは今までに何回も繰り返したものだ。


「いいじゃない。昔はまーちゃんって呼べばね、はーいって言って飛びついてきたのよ」


母親が楽しそうに答える。

いつの話をしているのだろうか?

僕の母親はいつもこうだ。

自由でいていつも楽しそう。少し羨ましい。


母親が作った朝食を食べ終え学校へ行く準備をする。

新しい制服を手に取る。

中学と違う制服の見た目に高校生になったのだという実感が湧いてきた。

制服を見たのはもっと前だが、今からこれを着て高校に行くと思うといつもより輝いて見えた。


「行ってきまーす!」


母親に挨拶をして家を出る。


「行ってらっしゃい。気をつけてね。忘れ物とかない?自転車での登校で事故に遭わないよう……」


母親の長い話が終わった。

僕の母親は少し、いやかなり心配性だ。

それも僕に対してはその傾向が強い。

もう高校生なんだからもう少し対応を変えてもいいのだと思うのだけど。

母親にもう一度挨拶をして家を出る。


学校までの道のりは自転車での移動だ。

これもまた中学の頃とは違い少し緊張する。


学校に着いた。

桜並木が新入生を迎える、という風景はない。

ああいうのはアニメかドラマの中だけだろう。

実際に桜が校内に並んでいる学校もあるかも知れないけど。


高校での僕の目標はこうだ。

普通の生活を送ること。

僕は小学校の頃から小柄で気も弱く、そのせいで他の男子にからかわれたりしてきた。

そのせいで友達と呼べる人も少なく、地味な生活をしていた。

中学でも生活を変えようとしたが周りに小学校が同じ人が多く対して変えることができなかった。

だが高校に入れば中学が同じだった人たちも少なくなり人間関係も一からやり直せるだろう。

そのためにうちの中学から行く人が少ないちょっとランクの高い高校にした。

いわゆるリア充と言われる人たちの仲間入りをするとまでは願わない。

ただ高校生らしい普通の生活を送りたかった。


それなのに


……………………………………

…………………………

……………


一週間後の放課後


僕はある教室の中で、

椅子に縛り付けられていた。

小説の投稿は初めてなので誤字、脱字など多いと思います

週に二、三話程度の速さで投稿して行けたらいいと思います。(目標なのでもっとゆっくりになるかも)

よろしくお願いします。

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