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新・三国志   作者: 明日ハレル
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新・三国志 第1章 雌伏編 その4

魔獣の群れを撃滅しなければ洛陽の秘密基地は破壊されてしまうだろう。

新・三国志 第1章 雌伏編 その4


竜緑達の後方に竜紅のチームと竜青のチームが転移してきた。


兄上様!いくら愛する兄上様でも横暴ですわ!


今から皆で美味しいパンケーキのお店に入いって朝食にしようと思っていたのに。


そうだぞ、兄者俺もカリン⦅果林)ちゃんとラブラブモーニングだったのに。


竜青もカリンを引き寄せキスをしようとする。


少し頭を押さえつつ、お前ら少し気配を消せ!そして目の前の現状を認識しろ!


二つのチーム全員が炎上する秘密基地と魔獣の群れを見て、絶句する!


ほら!静かに!


恐らく近くに魔族がいる。カリン、レイシュウそれぞれのチームに隠形を掛けろ!


竜白と竜黒も到着を念話(テレパシー)で知らせてきた。


流石は伊達に年季が入っていない。


昨夜の酒で轟沈していた5名も合流し、元気無く座り込む様な仕種をする。


全員揃ったようだ。ここからが作戦会議だ。


爆発が起こった6時半位では地上の魔物は2万体位だった。


7時現在では3万近くに増えているが、その後方には気配がない。


叔父上たちに念の為確認してもらったが、地上の魔物はこれだけの様だ。


竜紅3万の魔物は地上部隊1万余では対応できないだろう。


魔物は浄化で滅ぼす、上空で聖光結界陣を構築しろ!


其れを地上に落とす!これで魔素で構成される魔物は消えるだろう。


竜青!紅は結界を張る時と飛ばす時はほぼ無防備だチームで援護しろ!


サウスお前たち5体も竜紅の陰に入って守ってくれ。頼むぞ!


聖獣朱雀が、シスコンの兄上様は紅には甘いですわね。


ご自分の守りは如何するのです!


叔父上達と俺のチームがいるんだ。大丈夫だよ。


陣の構築が優先だ!皆油断なく何時ものように頼むぜ!と親指を立て、何時もの仕種だ。


まあ、飛行部隊の上空に数十名の魔族が見える。兎も角一度挨拶に行って来よう。


ゆっくりと竜緑は舞空術で高度2千メートルにいる魔族達の正面に降りていく。


始めましてで良いのかな・


俺は天武騎士団の竜緑だ。


魔獣を従えているのはアスタロテさんの身内か。


ほう10名足らずで我等と戦うというのか!


若いのに度胸だけは一人前だな。


それ程死にたいなら、直ぐ地獄へ送ってやろう。


我はアスタロテ様貴下の7魔将軍の一人ベーネスだ。


誰に殺されたか知らなければ浮かばれまい!


ベーネスの名を魂に刻んでおけ!


後ろにいる40名程の魔族が左右に別れ10名を包囲し囲むために動き出す。







魔族との初対面だ、手強い相手だろうか?

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