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新・三国志   作者: 明日ハレル
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第1章 第5節 河北決戦編 その8

白馬港を廻る戦いは宋王側が圧勝した。次は白馬平原での白馬城を廻る戦いと3個のそれぞれの陣を撃破する戦いが始まる。

第1章 第5節 河北決戦編 その8


3月8日より4か所で今世紀最大の決戦が開始された。燕王劉合と宋王劉備の総力を挙げた一大決戦だ。


第1陣の戦いは徐州軍率いる軍師沮授と青洲軍率いる軍師王朗が戦う。


3月8日早朝06:00両軍の兵士達が白馬平原の一角に集結している。


徐州軍は魚鱗の陣で構えている対する青洲軍は定石と言うか鶴翼の陣形だ、法螺が吹かれ両軍は突撃する。


先手の将たる1万騎将趙雲、華雄、関平、馬篭、王平の5勇将が敵陣に食い込む!


張飛らはかなり不平タラタラだったが、後輩に譲るのも上将軍の器量ですぞと沮授にオダテラれ単純なだけに納得して引き下がった。


5名の先手の将は敵兵を蹴散らしながら敵陣深くへ殴り込んでいく。


趙雲はこの時21歳武力も上がってもう少しで達人の域に近づきつつあった。


絶好調の趙雲将軍と当たったのは青洲5将の一人泰明秦基であった。


秦基も若手の中々の猛将であったが、趙雲と撃ち合う事数十撃、素早い槍捌きに付いて行けず、右肩を突かれて落馬し生け捕られた。


趙雲は指揮官を失った秦基の部隊を打ち崩していく副将の応禅が立ち向かったが、数撃で打ち取られた。


指揮官と副将を失った秦基の部隊は潰走していき趙雲は敵の一角を崩した。


先手の将華雄も敵陣深く攻め込んでいた、この部隊の部将を何名か打ち取ったが、まだ部隊が崩れるところまで行っていない。


敵の指揮官を打ち取らねば、副官の宋憲にも発破を掛け敵陣へ深く食い込んでいく。


青洲軍5将の一人高明胡淑が後方より出てきた貴様か我が陣を荒らすのは!行き成り襲い掛かってきた。


華雄も大刀を引っ提げ迎え撃つ、両者激しく打ち合う事数十撃、遂に華雄が胡淑を仕留めた。


宋憲、魏続らが敵陣を突き崩していく、二つ目の部隊が崩れ敗走していく。


3番目の将時明空巨と関平が切り結んでいた、一進一退の戦いは何とか関平が勝利を納め空巨を虜にした。


4番目の将水明離島と牙門将軍王平が激しく打ち合っていた。ここは王平が貫録を見せ、離島を捉えた。


5番目の将は円牙流剣術の達人で清明竜賀欄という剣士だ、諜報員が予め調べた所かなり手強い様だ。


彼には老齢だが剣術の武術師範をしていた馬篭に当たって貰う。馬頭や馬超の武芸の師範である彼なら問題ない。


その馬篭が竜賀欄と戦ていた。竜賀欄も馬篭には苦戦している様だ、たちまち武器を落とされ竜賀欄が槍で突き落とされ捕縛された。


これで敵の前衛5万余の指揮官は全て潰した、後は兵を突き崩すだけだ。


2時間後敵の前衛は崩れた、次は本隊5万余だ。













徐州軍と青洲軍の戦いは徐州軍優勢に推移していた。

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