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新・三国志   作者: 明日ハレル
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新・三国志 第1章 雌伏編 当時の漢帝国の状況説明02

和帝は分国制を始め色々な改革を打ち出し、その準備のための長期計画を整える。

新・三国志 第1章 雌伏編 当時の漢帝国の状況説明02


和帝(龍完周)の改革は順調に進んだ、未来から一緒に来たのは5千名ほどで充分に工作できる人数である。外威で有力な諸侯数十名を更迭し、自領での蟄居を命じた。


一族から4名の副帝北帝劉安歩、西帝劉荘可、東帝劉新位、南帝劉応巨を選んだ。


現在生存する若手の劉氏の中から各種の試験を受けさせ、最も優秀な者4名を4王国の国王に据えた。燕王劉宗、宋王劉殿、呉王劉名、涼王劉択となる。


正帝と副帝の5名は任期30年とし、10代先までタイムスリープをセットさせた。


和帝は長安と洛陽周辺に漢帝国の直轄領をかなり広く設けて、広大な地下基地を建設した。ここには銀河級のマザーPGが配置され地球を守る中心基地となる。


雍州周辺は強力な物理・魔法シールドを発生させ人の移動がほぼ街道沿い以外は出来なくなっていた。程無くして雍州の殆どの土地は皇帝の直轄領となる。


現在地球の赤道ベルト上空には銀河のオリオン腕を支配するゴーグル侯国よりの16基の直径100キロ前後の防衛要塞が配置されていた。北極方面には攻撃要塞8基がある。


更に侯国より1千隻の艦隊が土星衛星周辺に基地を作り駐屯していた。地球の守りはほぼ完成された。


4名の王は任期10年で次の者は実績により選出される。王になる者は各地の太守か刺史、校尉や将軍などから選ばれた。


太守となった者たちは次に各省の長官か20名の補佐官、辺境王が次の職務となり、希望と適性を見て任命される。各地の州都を守る都護将軍という役職も出来た。


又漢帝国内では金貨や銀貨、銅銭ではなく新たに現在では複製が不可能な紙幣が国庫の金の量と同等に発行されて流通を簡素化した。


ただ大量の紙幣発行はインフレを招くので紙幣量は国庫の財産と均等以上は特例以外では発行できない法律も作られ、刑罰も設けられていた。


又金貨や銀貨の代わりに銅貨を改変したコインが作られ流通するようになる。


新たな国の仕組みも人材が無ければ運用ができない、急速な幼年学校(皇室用と民間用)の2種類の建物の建設が急がれ、それに伴う講師の育成も異常な速度を持って行われる。


和帝はこれらを周りに人々と協議しながら作って来た。勿論未来の優秀な配下たちが推薦登用されその実力を如何なく発揮することは言うまでもない。


最初から漢帝国の大胆な改革から話が始まるので吃驚された方も多いでしょう。


どんなに優れた人々たちが国の運営を行っても100年も生きれない人類がやる事には如何しても限界がある。


この世界は超古代において善と悪の象徴的する勢力の凄まじい戦いが数千万年規模で行われ、最終的にパイロポールを中心とした善成る勢力が勝利を収めた世界です。


更に悪なる勢力は姿を変えて手を変えて宇宙を支配する為に数多く無数に出てきます。


ミュール連邦と言うのは善成る勢力の後継者達の一つで、彼らは過去数十万年前から現在に至るまで多くの悪の勢力と戦って来ました。


この物語ではミュール連邦は3回も主星が破壊され、其の度に引っ越しをした国です。


其れだけ激戦の中、滅亡しそうな戦いの中で何とか生き残って来た国です。


ミュール連邦の興亡もお話の一つで考えています。


和帝の改革は順調に進展し後継者たる正帝劉教班が後を引き継ぎ、劉備が出現する時代以降も続いていく。




兎も角国を動かすには優秀な人材がいる。其の為の教育制度だ。

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