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伝説の生き物、エクスカリパー  作者: 渋谷かな
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ジュライ3

 ここは魔界に続くジュライ道。

「切り殺すか!? アイン!?」

「おお!? エクスカリパー!? チャージだ!? チャージ!?」

 ユニコーンらしきものの登場で、ユニコーンに良い印象を持っていないアインとエクスカリパーは聖なる光を集約し始める。

「こら! 失礼な! 自己中でサイコパスな、ユニコーンと間違わないでもらえるかな。」

「んん!? 違うのか!?」

「私は不純を司る二角獣バイコーンだ! あんな純潔野郎と一緒にするな!」

 現れたのは角が2本ある馬のバイコーンだった。

「良かった。馬違いのようだ。」

「ユニコーンが純潔!? どうしてあんなに性格が悪くなったんだ!?」

「白馬の一角獣ユニコーン。素敵なんだろうな。」

「やめとけ! あいつに会うなら離婚するぞ!」

「ええ!? 会いません!」

 恐るべしユニコーン。新婚夫婦に危機をもたらす。イメージ設定と性格を間違えるとユニコーンでも、この言われようである。

「すまないが、これに署名してくれるかな?」

 バイコーンはアインに書面を渡す。

「これは?」

「ユニコーン被害者の会のユニコーンの捕獲依頼書だ。」

「署名させてくれ!」

「私もだ! 私は剣だが署名してもいいだろう! ユニコーンには酷い目に合わされたんだ!」

 アインとエクスカリパーは喜んで署名した。仕方がないのでイリーナとパイアも署名した。

「ありがとう。これでユニコーン捕獲にマンス王国も動いてくれるだろう。」

「がんばってくれ! 俺たちも応援しているぞ!」

「また会おう! バイコーン、君なら大歓迎だ!」

 バイコーンとアインたちに友情が生まれた。

「さようなら! アイン! エクスカリパー!」

 アインたちは笑顔で去って行くバイコーンの後姿に手を振って見守っていた。

「ギャア!?」

 その時、いきなりバイコーンが地面に倒れた。

「え?」

「なんだ!?」

 アインたちは突然バイコーンが倒れたので驚いた。

「チッ、バイコーンか。ユニコーンと間違えたぜ。」

 羊のような魔物が現れた。どうやらバイコーンをユニコーンと間違えたようだ。なんて迷惑なユニコーン。

「バイコーン!? 大丈夫か!?」

 アインたちが倒れ込んだバイコーンに駆け寄る。しかし返事はなかった。

「ムシャクシャ。なんだ? おまえたちは?」

 羊のような魔物は、バイコーンが署名を集めたユニコーン捕獲依頼書を食べてしまった。

「よくもバイコーンが命懸けで署名を集めた、ユニコーン捕獲依頼書を!? おまえだけは許さない!」

 アインの胸に怒りが込み上げてくる。

「俺は虹蛇さまの配下ハギスだ。俺に手をだしたら虹蛇さまが黙っていないぞ。おまえたちなんか皆殺しだ。いいのか?」

 ハギスは親分の名前を出して、アインたちに脅しをかける。

「虹蛇? それがどうした? それよりも傍若無人のユニコーン捕を捕獲する方が大切だろうが!」

 アインは知らない虹蛇よりも、知ってるユニコーンの退治に緊急性を感じている。

「私の騎士道精神が言っている! 騎士たる者! 友の敵は絶対に許さない!」

 エクスカリパーは聖なる光を集約する。


 つづく。

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