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伝説の生き物、エクスカリパー  作者: 渋谷かな
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ジュン2

ここはマンス王国の城下町ジュンの門。

怪しい剣士という濡れ衣をかけられたアインと検問官グランガチと番犬ガルムとの戦いが始まろうとしていた。

「ギャア!?」

「ガオー!?」

アインの必殺技のエクスカリパー・スラッシュが、グランガチとガルムを一撃で斬り裂いた。

「やってしまった。」

少し後悔で茫然とするアイン。

「気にするな。おまえは騎士道に反したことはしていない。」

エクスカリパーが優しくフォローしてくれる。

「検問破りだ!」

ブオーンっと大きな警報が辺りに鳴り響き、多くの検問の兵士がやって来る。

「やっぱり!?」

アインの予想していた展開になってしまう。

「私はグローツラング! グランガチと同じく検問官だ! この殺人犯め! 殺してやる!」

新しい検問官グローツラングが現れた。

「ギャア!?」

グローツラングは聖なる光の一撃で倒された。

「一人倒したら、二人倒すのも一緒なんだよね。」

もちろん必殺技を放ったのはアインである。

「素晴らしい騎士道精神だ。」

エクスカリパーも納得のアインの行動であった。

「そういうこと。」

「アイン。ここは多勢に無勢。どうする?」

「一度、ここから逃げようか?」

アインとエクスカリパーは検問のある門からの城下町に入ることを諦めた。

「そう簡単に思う通りにいくかな?」

その時、新たな検問官が現れた。

「私の名前はコカトリス。さっきまでの二人と同じようにはいかないぞ。」

現れた検問官の名前はコカトリス。鋭い目つきでアインを睨んでいる。

「強敵だ!? さっきまでの二人と違う!?」

アインも相手の気配で相手の強さが分かるように成長した。

「大人しく降伏すれば苦しまずに殺してやる。」

「どんな言い分だよ!?」

アインはコカトリスの提案に腹を立てて受け入れない。

「俺はイリーナを助けるために、前に進まないといけないんだ。こんな所で殺されてたまるか。」

「よく言った。それでこそ騎士道精神だ。」

「いくぞ! エクスカリパー!」

「おお!」

アインはコカトリスと戦う決意をし、聖なる光を剣に集約させていく。

「あくまでも私と戦う気か。いいだろう。このバジリスクの毒にも引けを取らないコカトリスの毒で、その身を置かされるがいい!」

コカトリスも自身の体内の毒を手の平に集約させる。

「くらえ! 必殺! エクスカリパー・スラッシュ!」

「死ねえ! 必殺! コカトリス・ポイズン!」

聖なる光と毒のぶつかり合いである。聖なる光は毒の塊を切り裂いて前に進んでいく。

「ギャア!?」

アインの必殺技はコカトリスを倒した。

「なぜ、私が負けた?」

「悪いが、既にバジリクスは倒してる。」

「そういうことか・・・無念。」

バタっと倒れて、コカトリスは息を引き取った。

「ああ、検問官を3人も倒しちゃった。これから検問破りとして追われる身になるんだろうな。」

戦いに勝ったはずのアインだが、今後の旅の心配していた。

「その心配はしなくていい。私に任せてもらおう。」

その時、どこか聞き覚えのある声がアインに声をかける。

「師匠!?」

現れたのはアインの剣の師匠のオーガスだった。


つづく。

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