メイ6
ここはメイの森。
アインはクラーケンの腹の中から不老不死の狼ウロボロスを見つけた。高額で売り飛ばすために捕まえる。
「ウロボロス! 取ったぞ!」
アインはウロボロスを捕まえることに成功した。捕まってもウロボロスは輪っかのままだった。
「こら、こいつ尻尾を噛むな!?」
アインが強引に口と尻尾を離しにかかる。
「ガオー!?」
俺はウロボロスの口と尻尾を離すことに成功した。
「うわあ!? なんだ!?」
ウロボロスは口と尻尾を話すと、粉々の灰になり消えてしまった。
「俺の大金が!? クソッ!?」
俺は泣いて悔しがった。
「おまえはアホか?」
アイアタルはアインに呆れた。
「ガオー!?」
川辺に水を飲みに来ていた牛が蛇に襲われている。
「あの牛はエアレー!? 蛇はバジリクスか!?」
アイアタルは牛と蛇の戦いを見守る。
「起きろ! エクスカリパー! 出番だぞ!」
「ああ!? また起こされた!? 少し休んだだけで、いったい、この森はどうなっているんだ!? 魔物の巣窟か!?」
「伝説の生き物に人権はない!」
さすがのエクスカリパーも度重なる使命に疲れ切っていた。
「いくぞ! 必殺! エクスカリパー・スラッシュ!」
「ガオー!?」
アインの必殺技はバジリスクを倒した。
「ガオ・・・。」
しかし助けたはずのエアレーの様子が変だった。
「これは毒!? エアレーはバジリスクの毒にやられたんだ!?」
アイアタルはエアレーの体が毒に侵されているという。
「助ける方法はないのか?」
「毒を浄化できる幻獣はユニコーンだ。アイン、ユニコーンを探そう。」
「おお。」
俺たちはエアレーの解毒のためにユニコーンを探すことになった。
ここはメイの林檎園。
魔族の王族と判明したウァズワースは、迎えに来たキマイラたちに連れられて、自宅まで招待されるのだった。
「ようこそ、ウァズワース様。」
「楽にしていってください。」
ラードーンの自宅に着いたウァズワースたちは、ラードーンたちの父テュポーンと母エキドナに歓迎される。
「久しぶりだな。テュポーン。元気にしていたか?」
ウァズワースはテュポーンを知っているようだった。
「はい。ご無沙汰しております。家族で元気に暮らしています。」
「それは何よりだ。」
テュポーンも懐かしそうにウァズワースに挨拶を返す。
「ウァズワース様、なぜ、このような所へ?」
「実は、伝説の生き物という者を知っているか?」
ウァズワースは本題に入る。
「はい。あの伝説のお邪魔虫のことですね。」
「そうだ。魔王様が復活して、伝説の生き物も、この世に現れた。」
「なんですって!? 伝説のお邪魔虫は実在するのですか!?」
テュポーンもウァズワースの言葉を聞いて驚く。
「私はその存在と、その破壊力をこの目で見てきた。伝説の生き物を何とかしないと、また魔王様は倒されるだろう。」
エクスカリパーを見てきたウァズワースの言葉には実感がこもっていた。
「私は、私の伝説の生き物がいないか探しに来たのだ。」
ウァズワースは何としてでも伝説の生き物を手に入れたかった。
つづく。




