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伝説の生き物、エクスカリパー  作者: 渋谷かな
40/81

マーチ4

ここはフェブラリー村とディセンバー城の間の道。現在は海に変わってしまった。

「エクスカリパー、死ぬ時は一緒だ。」

「騎士は死んでも、騎士道は死なずだ。」

アインとエクスカリパーは海の怪物レヴィアタンを前に勝利は確信できず、どちらかといえば死を覚悟している。

「あくまでも私と戦うつもりか? いいだろう。空にいても津波から逃げれないことを証明してやろう。」

レヴィアタンは子供をいじめた者を倒したいだけだが、自分に戦いを挑んでくる愚かな人間に興味を抱き始めた。

「いくぞ! エクスカリパー! 超必殺! エクスカリパー・ホーリー・スラッシュだ!」

「おお!」

エクスカリパーは超必殺技を発動させるために大地に聖なる五芒星を描き始める。

「あくまでも私と戦う気か・・・それも人間という生き物か。いいでしょう。100メートルの高潮、ストーム・サージの恐怖を実感するがいい。」

レヴィアタンも必殺技をアインたちに放とうとする。

「いくぞ! レヴィアタン!」

「こい! 人間!」

アインと伝説の生き物エクスカリパーが海の怪物レヴィアタンと五分五分の気迫でぶつかり合っていた。



ここはディセンバー城。

「ガオー!」

ズメイは刺激され巨大な12首の凶暴な黒竜に変化した。

「いいね。これがズメイの本来の姿だ。」

魔王の手下の上官エイブラムは守護竜から黒竜に変身したズメイに感心していた。

「ガオー!」

ズメイは常に口から邪気を吐いている。

「これが黒竜!? なんて邪悪なんだ!?」

アジ・ダハーカも守護竜の時は互角と思っていたが、今は気圧されている。

「どうだ? おまえにズメイは倒せまい? ワッハッハー!」

エイブラムは上機嫌で悪乗りする。

「クッ!?」

アジ・ダハーカは下唇を噛んで悔しがる。

「おまえにいいものを見せてやろう。」

アジ・ダハーカは城の中に合図を送る。

「どうだ? 私の花嫁だ。」

城の中から洗脳されたウエディングドレスを着たケイティ姫が現れる。

「ケイティ!?」

アジ・ダハーカは、妻のケイティを見て驚く。

「そこで大人しくしているがいい。私と姫の結婚式を。ワッハッハー!」

エイブラムはケイティと結婚式を行うつもりだった。

「ケイティ!? どうした!? 目を覚ませ!? 」

「・・・。」

アジ・ダハーカの必死の呼びかけにも心を支配されているケイティは反応しない。

「残念だな。人間でも弱い私を殺せそうなものを、私より強いアジ・ダハーカが、さらに強いズメイに邪魔されて、どうすることもできないんだからな。ワッハッハー!」

「エイブラム!? 貴様!?」

エイブラムは困っているアジ・ダハーカを見て愉快に笑っていた。

「さあ、無力な者は放っておいて、私たちの結婚式を行おう。」

「はい。エイブラム様。」

「これで私も城主だ! ワッハッハー!」

エイブラムは自分の手も汚さずに、姫とお城を手に入れようとしていた。

「ズメイ相手に勝てる見込みは無いが、この命を捨ててでもケイティは守る!」

アジ・ダハーカは決死の特攻を決行する。


つづく。

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