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第五話 前の勇者と前置き

「次はどこ行く?俺的には拠点確保優先にした方がいいと思うが。」

「拠点となる家は用意してあるよ?そこに向かおうと思ってたんだけど…?」

「あぁ。ならいい。」

「シロハ、大剣(バスター)の名前決めないの?」

「決めとくか。んーと…不知火(シラヌイ)かな。」

不知火(シラヌイ)ね。オッケー!それと…新しい仲間が増えたよ!!」

「誰?」

「家に先回りしといてもらってる!」

誰が来るんだろ…まさかへっぽこで雑魚なやつとは思わないが…。



「どこまで歩くんだよ…縮地か転移使っていこうぜ…?」

「ほら!そこの家!」

マルスが指を指したところを見る。

そこには、大きな施設のようなものが。

「で…デカくない?」

ミユウの言う通りだよ。マジで。

「まぁまぁとりあえず中に入って!」

「お邪魔しまー…って誰!?」

「私が前に付いていた勇者だよ。未発見能力《聖剣創造》を持つ人だよ。通称『聖剣の勇者』アイトくん!」

「アイトです…。よろしくお願いします!!」

カワイイ系男子かな?

「マルス、実力は?」

「あぁ、そこに関しては気にしなくていいよ。元の世界では痴漢されるくらいの実力…」

「何の実力だよハゲマルス」

「え?そりゃあもちろんエ…」

「ぷるるんさん、締めといて。」

「ぷるる!」

「イテテテテテテ!痛いよ!ぷるるん強すぎだろ!?ミユウ何させてんの!?」

「毎日筋トレさせてるけど?主食はプロテイン。」

「いやいや、スライムに筋肉もクソも無いだろ。」

「み…皆さん仲がいいんですね。」

「おい、アイト引いてるぞ?」

「と、とりあえずアイトとシロハで決闘して。」

「オーケー。手加減無用だぜ?」

「…。」

アイトは無言で準備を進める。



「よーい…」

二人で睨み合う。

「スタート!」

俺は不知火を構え、突進する。

アイトは聖剣を周りに浮かせ、その場に立っている。

「シロハ。君は僕に勝てるのかな?」

「シロハさんが来ないんなら僕から行きますね!究極剣デザイア」

両手にデザイアを持ち、周囲にも10本ほど剣を浮かせる。

「あばよ、クソ雑魚!」

殺意をモロにぶつけてくる。

「その狂戦士(バーサーカー)戦法はいいね。ただ…」

《殲滅》を使い、背後に移動する。

そして魔法破壊を付与した不知火の刃で周りの剣を切る。

「使い方がダメだ。」

結界に閉じ込め、天照(アマテラス)を使う。

「「そこまで!!!」」

マルスが止める。

「何で止める?」

「このままだとアイトは死んじゃう!!」

「はぁ…それでも最強精霊か?自称だろ?あいつは…」

「ニセモノだ。」

イヅモが現れる。

「イヅモ…!?何故ここに!?」

「こいつは俺が目を付けてたんだよ。本物のアイトはこっちだ。」

カプセルを投げてくる。

「開けてみろ。」

カプセルを開けると、中からアイトが出てくる。

「全く!!マルスは魔力感知がなって無い!!」

「ごめんアイト!!」

「許す!!」

「優しい!!」

「んじゃ、俺は帰るぜ。あばよ、雑魚勇者。」

「おい!記憶は戻ったのか!?」

「全く。ただ俺は魔王軍だ。お前とは仲間になれない。また会える日までな。」

転移ゲートで帰って行くイヅモ。

「くっそ…」

「いつかまた会えるよ。とりあえず家に戻ろう。」



「さて。何する?」

「あ、ちょっと前に迷宮(ダンジョン)見つけたんですけどそこ行きますか?」

「行こーぜ!」

こうして、迷宮(ダンジョン)攻略が始まったのだ。この先、絶望的な状況に陥るとも知らずに。


短いっすね(((

あくまで前置きなんで!!

こっからダンジョン攻略編が始まるんすよ!


※2018/03/31 に一部修正させていただきました。

迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。引き続きお楽しみください!

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