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新キャラ登場ッ! その名は、、、?

相変わらず、下手くそですいません


「、、、ら、起きて、、、ッシー、、朝だよ。」


ゆさゆさと体を揺らされ、ゆっくりと目を開ける。


ネ「、、、?ああ、もう朝か、、、。ふぁぁーあーあー、、、眠い。」

ツ「いいから起きてッ!朝食の準備手伝ってよ。」

ネ「へーい。」


2人は台所へ移動し、朝食の準備を始めた。

ちなみにメニューは

炊いたご飯に味噌汁と漬物だった。


ネ「日本の朝食って結構簡素なんだね。母国でちょっと調べたけど、もう少し豪華だったよ。」

ツ「はいはい、贅沢言わない。そりゃ外国は和食と言ったら、もっといいのが出てくるけど、一般人は違うんです。悪かったわね、豪華じゃなくて。」

ネ「ちょっと、さすがにあれだから、、、。」


ネッシーは冷蔵庫から昨日買ったちりめんじゃこを取り出すと、ご飯の上にまぶした。


ネ「んー!予想以上ッ!美味しいッ!」

ツ「食べたら、すぐ出かけるかんね。早速仕事だから、とりあえず着替えておいて。」

ネ「りょーかい、、ってもう食べ終わったの!?」

ツ「ネッシーが遅いだけでしょ。」


時計が、10時半を指した頃、2人は昨日のカフェに出かけた。


ツ「そんじゃ、一応私はあんたの世話係だから言うこと聞いてもらうよ。」

ネ「えー、私昨日の面接の人が良かったなぁ。」

ツ「はいはい、無駄口を叩く暇があったらさっさと着替えるッ!」


ツチノコが部屋を出ていくと、ネッシーもあたふたと着替え、ロッカー室を後にする。


ツ「そうだなぁ、あんたは外で勧誘とビラ配りッ!」

ネ「えっ!店内で働かせてくれるんじゃないの!?」

ツ「初心者はみんな外ッ!私だってそうだったんだからね。」

ネ「ぐぬぬ、、、分かったよ。」


愚痴をこぼしながら、地面に足を引きずるように、ネッシーは店を出た。


今は真夏。しかも都会はヒートアイランド状態。


ネ「グ、、、あ、、、暑い。スコットランドはもうちょっと涼しかったのに。」


ネッシーの出身国 スコットランド 結構涼しいところらしいよ。だから、爬虫類だと思われてるネッシーは、寒いからいないと人間の間で言われてるんだってさ。ま、現に今、ここでビラ配ってるけどね。


ツ「ハァ、、、新入りの面倒も楽じゃなさそうだなぁ。仕事量が増える。」

「土田さーんッ!こっち手伝ってー。」

ツ「あ、はーい。今いきまーす。」


そう言うとツチノコは足を蛇のように地面に這わせ、カウンターに向かった。

そういえば、ツチノコってすごく足が速いんですって。

あ、蛇に足なんてないか。


やや古い印象を受けるカフェだが、都会で人口が多いこともあり、店内に人は数人いた。


ネ「カフェやってまーす!疲れを癒したい方や、甘いものが食べたい人は、いかがですかー!」

そうすると1人の男性が立ち止まった。

「君、新入り?良かったら寄って行こうかな。」

ネ「あ、ありがとうございますッ!」


「おお、ここのカフェ、外人さん雇ったのか。ちょっと入ってみようかな。」

「へぇ、なかなかかわいい子を雇ったじゃん、このカフェ。」

「えー。外人さんッ!?ヤバ!チョーかわいいんですけどッ!」


彼女の見た目の良さに、多くの人が店内に入って行った。


ネ「人を勧誘できたのはいいけど、、、そのぶん暑いなぁ、、、。あ、いらっしゃいませ!」

順調にビラを配ったり、店の勧誘をしていく彼女。


さて、ツチノコの方は?


ツ「一番カウンター!注文の品は?あと、テーブル席の確保ッ!お客さんが混んできた!」

(クッ、なんで急に人がたくさんくるんだッ!)


自慢の足の速さを生かし、人の間をすり抜けて飲み物やスイーツを運ぶ。

彼女の足の速さは、店内ではトップクラスだがそれでも彼女の顔には疲れが見えたいた。


「土田さんッ!これお願いッ!」

ツ「オーケーッ! お待たせしました。ホットコーヒーと、ショートケーキです。」


そして店内を滑るかのように移動し、


ツ「いらっしゃいませ、席をご案内いたしますね。」


ツ「お冷をお待ちしました。メニューがお決まりになりましたら、声をおかけください。」


着々と仕事をこなしていった。


、、、、、、、、、、、


昼休み ロッカー室にて


ツ「ふぅ、、、疲れた。」

「お疲れ様。土田さん、今日大活躍だったね。」

ネ「ハァ、、、ハァ、、、お疲れ様です、、、。もう外は、暑い暑い暑い、、、。」

ツ「はい、お疲れ。」

ネ「んにゃ?、、、ああ、ありがとう。」


ツチノコの手から渡された水を受け取り、喉を鳴らして飲んだ。 水が喉を通っているのが遠くでもわかる。ネッシーのような海獣は、魚などを丸呑みして、胃に取り込んだ胃石ですりつぶしてたらしいですよ。ってことは、ひょっとして彼女のお腹の中にも胃石が、、、?



そして日が傾き、空に山吹色と、藍色が混じってきた時刻、、、


ネ「お疲れ様でしたー!」

ツ「明日もよろしくお願いします。」

「はーい、土田さんもネス子さんもよろしくね。」


店を後にし、家に帰った。


そして帰りの電車の中


ネ「つーかーれーたー。」

ツ「初めてにしては上出来。明日もあるから、さっさと寝て体力回復しとかなきゃ。にしても、いつもはあんなに混まないのにな〜。」

ネ「それ、、、私のせいかなぁ?」

ツ「ん? ま、いいよ。繁盛したぶん、賃金が上がるだけだしね。そうしたら借金を、、、、、ふふ。」

ネ「んなッ!?」


そうこう話してるうちに、アパートの前に着いた。


ネ「そんじゃ、今日の夕飯は?」

ツ「んー、味噌汁とパンかな、、、」



???「やっと帰って来やがったか、」


ネ、ツ「何ッ!?誰だッ!?」



???「フッフッフッ。俺の名前は、、、」



タンッ!


ツルッ!

グキッ!


???「あっ!、、、足が、、、。」


ネ「ええ〜かっこ悪、、、。」


カッコつけてアパートの二階から飛び降りて、着地に失敗し、その謎の男は足をくじいた。


???「すまないが君たち、、助けてくれないか?」

ツ「、、、別に構わんけどさ。あんた誰?」


男はすごく苦しそうな表情で足を抑えている。

とりあえず、2人は自分たちの家に運んだ。


???「ふー、面目無い。」

ツ「それじゃ改めて、あんたは誰?いったい何をしていた?」


男はおもむろに立ち上がり、ゆっくりと話し始めた。


「俺の名は、 モスマン。

アメリカっつう国で、UMAをやっているものだ。」


ネ「モスマンって、、、あのモスマンっ!?やったッ!私、大ファンなんですッ!サイン貰えますか?」

モ「え、ああ、問題ない。」


彼はサラサラと紙に自分のサインを書き、彼女に手渡した。

ネ「わーいッ!これ大事にします!」

モ「お、おう。」

ツ「それで?あんたはここに何をしに来たんだ?」


彼は少しずつ表情を消していくと、、、




グゥ〜




モ「実は、日本に憧れ飛んで来たのが思った以上に遠くて、やっと着いたと思ったら空腹に倒れていた。

そこにあなた方が通りかかり、何か美味しそうなものを食べているじゃないか。だから、、、」


ツ「だから?」


モ「俺に食べ物をくれッ!頼むッ!」

赤く輝く目を必死に広げ、床に頭を擦り付ける。


ツ「別に構わんけどさ、、、この展開、、まさか。」

ネ「モスマンさんッ!サインのお礼です!これどうぞッ!」

モ「ありがたい。」


ネッシーは嬉しそうに夕飯のパンを渡し、モスマンはそれを美味しそうに食べた。


そしてツチノコは直感してしまった。


ツ「多分こいつ、、、私の家に住むことになりそうだなぁ。」


ネッシーとツチノコは嬉しそうにおしゃべりし、

ツチノコはやれやれと表情を難しくした。

まだまだ続きます。このUMA、出して欲しい という要望があれば、可能な限り採用していこうと思っています。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました

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