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皆さん読んでいただきありがとうございます。ランキング見たらVRの日刊で四位になっていました。
嬉しい半面。すごく怖くなって来ました。
そろそろAI編作らないとなあ。
8/11 改行を増やしました
ログアウトしてCONNECTを見る。何も来ていない。・・・別にさみしくなんて無いです。
夕飯とお風呂を済ませたところで、トムとハジメの板に記載があった。
「鈴木。ゲーム中はエコノミー症候群に注意してください。あと水分は多めに取ってこまめに休憩してくださいね」
ハジメめ。まあ心配してくれるみたいだから、スポーツドリンクを飲みつつ返信をしておく。
「ハジメ。鈴木にさんをつけろよ。いまスポーツドリンク飲みました。もうひと頑張りします」
なんだかんだで人とのつながりがないと淋しいからね。孫娘はゲーム中かな?
「ゲームの状況はどうかな?何か面白い話があったら聞かせね(゜∀゜ )」
まだ現実で二日目って驚きだな。一時間で二時間分ってのは偽りなしだな。
さてAIサポートを利用した戦闘をしてみよう。帰りの移動も凄いスムーズだったし、これは期待できるぞ。
ゲーム時間五時、日本時間十九時、ギルド出張所に入るとプレイヤーが多数いる。
私を見ると騒然としてくる。嘲笑は二割くらいかなー。他はそうでもないみたいだ。
「おじいちゃん応援してます。頑張ってくだいハアト」
「今日も(*'×'*)ポップオネシャ~ス」
「プププ。無理しすぎんなよ」
なんか頑張れる気がしてきた。納品クエストを報告して七千五百マールを入手。
クエストでジャイアントラビット退治十羽で五百、野犬退治十匹千マールだけ受ける。
いまの兎相場を確認したところ、死体二十マール、皮、肉、十二マールだった相変わらず暴落状態だね。
ランタン用の火種を二セット買い、バザーの場所[中央公園]を聞いてからギルドを出る。
西門を出るとうっすらと明るくなってきている。よしやったるでー。
空いている野犬の前に立つ、相手も気がついたようだ。私は杖を振りかぶると犬が突進してくる。
バキッ。犬の顔面にクリーンヒットした。兔に比べたら大きいし動きが若干遅いのであっただけなのかもしれない。
犬が再度突進してくる。避けようと思ったら、体全体が大きく横に飛び跳ねて攻撃を避ける。
なんじゃこれ。驚いていると直ぐに犬が突進してくるが今度は避けられない左腕を噛まれる。
相手の方に向かって腕を押し込むと犬が腕を離す。片手でもっていた杖振り再度犬の頭に軽い一撃を食らわす。犬が距離を取って再度睨み合いなる。
突進してきたところで杖を振り抜き犬の首を打つ。犬が転がったので、すかさず近づき杖でボッコボコにする。
「野犬を倒しました。経験値六が入りました」
野犬の死体にナイフを刺すと野犬が消えて何も残らなかった。なるほど確かに何も出ないね。
でもこの強さで兎の倍の経験値ってすごいな。というか攻撃があたりやすいし避けやすい。
兎相手に5回フルスイングしたら1回あたって、5回攻撃されたら1回避けられるような状態だったんだけど、AIサポート凄いな、これならいけるかもしれない。
街のそばは人が多いので西の森の方に向かう。
野犬がいたので再度戦闘を仕掛け、苦もなく経験値六を手に入れた・・・。
私って何て無駄なことをしていたんだ。地面に倒れこむorz
馬鹿にされる理由がわかった気がしました。
顔をあげると兎が穴から出てきた。まだ空が完全に明るい状態じゃないんだけど早起きさんなのかな(*'×'*)?直ぐに立ち上がり戦闘体勢を取る。
兎が飛びかかってきたので避ける。体全体が横に移動する。兎相手でも避けやすい。
再度兎が飛びかかってきたので、杖で殴りつけて叩き落とす。すかさず近づいて蹴りあげて、空中に浮いた兎を杖で叩きつける。空中コンボって楽すぃ~。
兎を倒して三の経験値と肉と皮を手に入れた。
敵の攻撃を避けれるのはいいんだけど、なんか大味というか、ぶあーーって感じなんだよな。ぶあーーって。もうちょっと、ッサッサって感じで避けて、バキバキって感じで追撃出来ないのかな?
ちょっと天狗になっていると兎が三羽穴から出てきた。
直ぐに近づいて兎の一羽を蹴り、そのまま蹴りながら走る「兎は友達」と思いながら。
振り返ると別の兎が突進してきたので、杖を振りかぶって吹っ飛ばす。視覚外から来た兎が左手に噛み付いたので、杖を手放し耳を持ちグルグル回してから地面に叩きつける。
どの兎もフラフラしているので止めを刺す。経験値九と肉、皮を三個ずつ手に入れる。
俺の周りのプレイヤー[兎狙い]が口をあけている(゜д゜) そりゃー昨日や今朝までの戦闘内容と今の戦闘内容を見たら変わりように驚くよね。
「あの~凄い強くなってた様なんですが何かスキルでも入手したのですか?」
意を決した一人が質問しにきた。
「AIサポートってのを知らなくて今までオフにしてたんだけど、
オンにしたら戦いやすくてびっくりしましたよ」
って返事したら (°д°)(°ω° )Σ(゜д゜lll) って顔してました。いや私もビックリしてるんだって。
ゲーム時間九時まで狩りをして、合計犬十匹、兎百匹倒して死亡ゼロ、皮百、肉百、薬草生、毒消し草などを多数入手。うーん満足。ゲームって楽しいー。
これならレベルを一つ、二つあげても、調合スキル覚えられそうだな。足らなかったら戦えば直ぐ貯まりそうだしな。
途中屋台で兎の串焼きを買って食べる。おいしいー。浮かれ気分ですわ。ギルド出張所に入り騒がしくなるが気にせず報告買取窓口に並ぶ。
野犬で千、兎で五千マールを入手。肉と皮の値段は先ほど変わらず安かったので売らず。
所持金三万三千二百四十。経験値五百七十二。LVUP窓口に並びLV二に。LV三には三百六十必要とのことなのでこれ以上は一旦見送り。
薬局に休む許可をいただき、持っていた薬草生と毒消し草を合計四百で買い取ってもらった。
昨日からギルドからの催促が無くなっているから安心して休んで良いとのこと。
今日はブラウメーアに皮と肉を売りに行こう。中央公園に着いて早速バザーを設定する。
価格は・・・ ギルドの買取価格の二.五倍の三十マールを五百五十個ずつ。
多分ブラウメーアでの買取価格は百二十マール。もしかしたら大量売りなので価格が下がって百マールを切るかもしれないが、一気に三十マールにはならないだろう。
みんなにも利益、私にも利益WIN&WINだね。
あっという間に全て買取が出来た。残金六百四十マール。ギルドに戻りブラウメーアのお使いクエストを五個受けて商会に行き、東門からブラウメーアに向かう。
ゲーム時間で約十一時。街から離れて人が少なくなっているところを確認し、
「脱兎」----「脱兎」----「脱兎」----「脱兎」----「脱兎」----・・・
レベルアップのおかげでMPが四増えたので昨日よりも移動効率が良くなった。
ゲーム時間で十三時。まずは冒険者ギルドの買取窓口に行く。ドキドキだー。
「ウサギ肉と皮の買取をお願いします。」
「肉が六百五十個で七万八千、皮が六百五十個で七万八千、合計十五万六千だね」
「十五万六千マールでよろしいですか? はい いいえ」
当然”はい”を選択する。ついでに今の相場を確認したところ、兎の死体は百六十、肉と皮は九十六マールだった。相場は売る量に関係なく一定で、売ったら即時に値崩れするのかも。
ただこの調子だと、あと二、三往復くらいで値下がりしちゃうんじゃないかな。
違う儲ける手段も何か考えないとなあ。まあ稼げなくなってから考えればいいかな。
商会でお使いの品を受け取りゲーム時間は十三時半、日本時間で二十三時過ぎってところか、これってもしかして廃人といわれるようなペースでやってるんじゃないか?
でも会社で働いてたときは、朝八から夜十二時くらいまで働いてたから、それに比べたら健全だな。うん健全だ。
よし、今寝ちゃうと短納期分のボーナスが減っちゃうから、一旦ログアウトして休憩して、報告してから落ちようっと。街の外に出てテントを張りログアウト。
トイレいって、スポーツドリンクを飲んで、CONNECTを見る。孫娘の板を見ると
「必殺技覚えましたりました\(^o^)/ スラッシュ決まると気持ちいです(*゜▽゜*) おじいちゃんVRありがとう」
グヘヘヘ。なんだい?何が欲しいんだい言ってごらん。
「おめでとうo(^▽^)o 喜んでもらえて嬉しいよ。またゲームの状況を教えてね(^O^)」
しかし戦士職をやっているのか、どんだけやりこんでるだろう?
あ、もしかして、才能があるのかもしれない。自分でいいうのもあれだけど、頭は良いし[形が]、性格は素直だし[もう少し考えた方がいい]、第一可愛っからなあ。
ゲームが上手に出来るのも納得だー。
ログインして、脱兎で移動。ゲーム時間十六時に商会到着。納品を済ませて完了証をもらった。
西門近くのギルド出張所に入り、すぐにログアウトドアに向かってログアウトした。
装備品
ランタン、布の服上下、布の靴、木の杖、ギルドカード
ポシェットの中身 八種類
薬草十九個、毒消し二十個、HP回復ポーション二十個、テント一個、薬草生三個、毒消し草三個、剥ぎ取りナイフ、火種九個、
所持金十五万六千六百四十マール 未報告クエストの金額七千五百マール 分納調合スキル代残り七万
LV二 経験値:四百八十二
参考:お使いクエの内容
・納期が十日後[当日含まず]、一品目五百マール。一日短縮で百マール追加。
十日短縮なので千マール*五品目。合計七千五百マール
前回と同じですね