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眠いので寝ます。明日は日勤です。
8/11 改行を増やしました
ゲームのホームページを確認する。衝撃の事実[チュートリアルをカットした影響]が判明。
・戦闘はAIサポートにより操作性が向上、操作が下手な人でもある程度戦える
・AIサポートはゲーム内の生活の色々な行為に役立つ。例えば兎を倒した際に、肉と皮に自動で分離したり、生産などの単純作業をする際には、別のことを考えながらでも自動で処理が可能
・標準AIはオープンソースを利用、カスタマイズ可能、別AIの利用も許可
・経験値を使うことでLVUPやスキル習得が可能。自分好みのキャラに育てよう・・・
えっ・・・。そういえば最初にAIサポートが何とかって言われた気がする。あれをオフにしたから、こんな目にあっているのか。誰だオフにしたのは・・・。
私だね。少なくてもチュートリアルくらい受けるべきだったね。
別キャラ作成したいけど無理だよねー二ヶ月待ちだもんねー。再作成もしばらくは受け付けてないみたいだし、はあー。
とりあえず、AIサポートをオンにしよう。どうせこのキャラでしかゲームができないんだし、どんな感じか確認してから今後のことを決めてもいいだろう。
ゲーム時間二十一時、ブラウメーアの冒険者ギルドに向かう。
ギルドの中にプレイヤーは誰もおらず、閑散としている。フロアのNPCお姉さんに話かける。
「すみません。AIサポートの利用方法とLVUP方法、買取をお願いしたいのですが」
「AIサポートとLVUP方法は私が、買取は右から二番目の窓口になります」
・AIサポートはオンにしようと思えばオンに出来る。直ぐにオンになった
・AIサポートは十種類登録できて、変更したいと思えば何時でも変更できる。標準は万能のみ設定されている
・LVUPは冒険者ギルドの窓口で行える、LVUPには経験値が必要。ここだと一番左の窓口
・経験値は戦闘スキルや商業スキルを覚えるのにも使える。取得条件は明らかになっていない。
今までの戦闘経験や商業経験から、覚えられる候補と金額が表示される。
・冒険者ギルド以外でもスキルを覚えられる場所があるが冒険者ギルド以外の詳細は不明
LVUPをするために、一番左の窓口に行く。
「現在二百十二の経験値があります。LV二にするには九十の経験値が必要です。LVUPしますか? はい いいえ」
結構必要なんだな。もしここでLVUPして、調合スキルを覚える時に足りなかったらどうしよう。
まだAIサポートを有効にした状態で戦闘していないし、経験値が稼げる事が確認してから判断で良いな。
焦ることはないはずだ。LVUPを見送った。
「兎の買取だね。この状態なら三十羽で六千だね」「六千マールでよろしいですか? はい いいえ」
当然”はい”を選択する。ついでにこの状態以外に何があるのか聞いてみた。
・兎の死体そのまま状態を百とすると、皮だけに切り分けると六十、肉だけに切り分けると六十、あわせて百二十になる。
加工した方が価値があがるということらしい。
・肉と皮は倒した直後に切り分ける。通常はAIサポートがやってくれる
なるほど、他のキャラクターが一瞬で別のものに変えていたのは、AIサポートなんだね。そして私はそれを知らずに六十一匹の兎を販売してしまったのか。
リサーチとか仕事の基本なのにな。というかゲームだから仕事じゃないけどさ。
兎を狩ってこの街に持ち込んで売れば・・・、いや違うな、他のプレイヤーから買って、ここに持ち込んで売れば儲かるな。
今なら誰もいない私だけの商売。ブルーオーシャン戦略だねブラウメーアだけに ププププ っは、いや掛けてないです。全然掛けてないです。
面白いと思ったら口走ってしまうのはオッサンの悪い癖だな。ここでは愛想笑いしてくれる部下もいないしね。
相談を受けてくれるギルドフロアにNPCにポシェットの仕様とプレイヤーからの買取についても聞いてみた。
・広く世の中に出回っている[私も使ってる]ポシェットは、三十種類のアイテムが入り、スタック出来るアイテムの場合は一枠で百個まで入る。
百一個以上入れた場合は次の一枠を使い、最大で三千個まで同じアイテムを持つことが可能
・通常十万マールでギルド内で販売している
・上位のポシェットも存在しているが、あまり出回る商品ではない
・ポシェットは同時二個までしか装備出来ない
・プレイヤーとの取引は一対一でトレードを行う
・バザーで不特定多数の人から購入可能。買取金額と個数を提示しておく
・バザーは冒険者ギルドがある街や村なら、指定の場所で無料で開ける
・所持金以上、ポシェットの容量以上の買取は出来ない
ほほーん。トッププレイヤーがいつ来るか分からないが、数日、長くても一週間くらいが儲ける限度かもしれない。
私が売ることで価格が下がるかもしれないし、買いすぎてこの街についたら大赤字なんてのは防ぎたいな。
よし、まずは無事にクローネシュタットに戻って商会に納品する、信用第一だ。
そしたら夕飯のためにログアウト。その後犬を狩ってみる。兎は出てこない時間だから仕方が無い。とりあえずそんなところかな。
ゲーム時間二十一時半、ブラウメーアを後にする。
「脱兎」----「脱兎」----「脱兎」----「脱兎」----「脱兎」----・・・
途中休憩をいれつつ戻る。野営しているNPCらしい商隊が複数いたが無視する。
クローネシュタットに近づき、プレイヤーと思われるランタンの明かりが視界に入るようになったので、最後は小走りで街の東門にはいった。
ふーー疲れた、肉体というよりは精神的に疲れた。とにかく納品しよう。商会まで移動する。
「ええーーー!!今日依頼を受けて今日納品ですか!?馬で移動したんですか?馬とか見えないようですけど」商会のNPCオッサンが驚いていたが、
あやふやに答えながら完了証をいただいて商会を出たところでお詫びが届いた。ゲーム時間で二十四時になったようだ。
夕飯にはちょっと早いが、西門の冒険者ギルドの出張所に入り、周りの声は無視して、急いでログアウトドアに入った。
8/8すみません。所持金間違えてました。とりあえず修正しましたが、まだ間違いがあるかも。そしたら何か買ったと思っておいてください
8/9 オープンソースにしました。オープリソースって書いてた。
装備品
ランタン、布の服上下、布の靴、木の杖、ギルドカード
ポシェットの中身 七種類 火種は全部使ったことにして><
薬草十九個、毒消し二十個、HP回復ポーション二十個、テント一個、薬草生三個、毒消し草三個、剥ぎ取りナイフ
所持金:二万四十マール 未報告クエストの金額七千五百マール 分納調合スキル代残り七万
経験値:二百十二
参考:お使いクエの内容
・納期が十日後[当日含まず]、一品目五百マール。一日短縮で百マール追加。
十日短縮なので千マール*五品目。合計七千五百マール
・クエストの納品物 塩五樽、魚五箱、小麦粉五樽、石鹸五ケース、銅鉱石五ケース
海っぽい、港で仕入れできそうな物で、街で不足しそうな物で考えてました。
その他
掲示板回を作りたいけど、多分数日かけないと無理かも。
AIチートを入れたいところだけど、目先の利益の話に行ってしまいました。すみません。
私のゲームスタイルが目先に小銭に引っ張られる感じなのでどうしても、この美味しい状況を
見過ごせませんでした。