oil
掲載日:2016/01/09
小さなオリフィスを通ったoil
粘度抵抗にあらがえずに
急激な衝撃を逃がすことができず
破裂して
じわじわと広がっていく
冷たく張った氷の上に
にじいろ一つ
じわっと氷を溶かして、通り道
ふわっと香る独特の香り
この人は何だろう
自由自在に形を変えて
つかみどころがなくて
手にすれば、するっと逃げていくのに
手の上には、確かな感触がいつまでも残っている
あなたなんか大きらい
小さなマッチで放った火が
一気に表面を舐めて
熱い思いと、寒い思いが
今日も同居してる
これは恋?
どんなに濃い?
黒い煙が視界を遮る
燃えている間に、感じていた密度が下がっていって
燃え尽きたらきっと、炎は消える
君には出会いたくなかったよ
溶けた水に
真っ黒な色したマッチが沈んでいった
そしたら、きっとベタベタする。
足元は、つるっと転ぶんだ。
ありがとうございました。




