プロローグと始まり
★プロローグ
「この仕事野郎が」
「この廃人野郎が」
2者は分かち合うことはなく、分かり合えることなどとうになく・・・互いを貶し、見下し、そして拒絶する。
正反対でありながら引き合う運命であるかのようにコンビを組まさざるを得ない状況に陥り、張り合いながらも次々と任務をこなしていく・・・と良いのだが。
当然2人合同の任務など出来る筈もなく、任務達成率トップであった、片方が言うところの「仕事野郎」の順位は一気に没落。
2者合同任務達成率など最下位にまで達していた。
「コンビネーションのなさ」、「仲の悪い」ランキングでは堂々の1位を記録。
今までにないとんでも数字を次々と叩き出していく2人であったが、とある事件を境にそれも幕を閉じることとなった。
「とある事件」・・・これはまた、面白そうな報告書兼個人お楽しみ用日記が書けそうな単語である為、プロローグ(存在しえない前回までの復習)はこの辺にして、次なる未来へ進むこととしよう。
★
私は隠れ者Xである。どこにでも隠れる。すぐにでも隠れる。
今だって現在進行形で進行中なのだ。
今回は相当な罠を仕掛けておいた。毎日毎日考えに考えた罠・・・というか作戦なのだが。
さて・・・。「罠」や「作戦」といった単語から分かるように私にはそれを仕掛けなければならない、考案しなければならない相手・・・と呼ぶべきか、「敵」がいる。
勿論生存、存在している。
今も現在進行形進行中で探し回っていることだろうが・・・フッ。
前回とは違い・・・前回は別に失敗した訳じゃないんだからねとは違い、今回は頭を捻りまくって考えた・・・前回だってちゃんと捻りまくったんだからねなのであるから見つかりはしない。
これは、こればかりは断言できる。さあ・・・探し出して見せよ!!
-ブブブブブ・・・
ん?何だメールか・・・。
『コノママミツカラナクテモイイトイウナラバベツニイイ』
ハッ・・・。
『エイエンニナ』
-ドシャアアアアアアアアアン
「やっと出てきたかぁ・・・単純な奴」
「ぐぐぐぐぅ・・・」
-キーンコーンカーンコーン
「お前は隠れ者に向いていない・・・そして向かない。一生な」
そして今日も始まるのだ。
「失敗・・・か」
どうも初めまして、結城紳夜と申します。
今回は初投稿「プロローグと初まり」です。
学校で考え付いたものを帰宅した直後、黒歴史満載ノートに記している日々でございます。
文章力がないとよく言われます。ええ、自覚していますとも!!
しかし今回は初投稿ということですので何卒大目に見てやってください、お願いします(土下座)
これからも頭を捻りまくって投稿させていただきますのでよろしくお願いします。
最後に・・・アドバイスとか感想とか頂ければ幸いです。
では、またお会いしましょう(会えればいいですがw)。