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神呼

作者: amane

スミマセん、風邪ひいて投稿できなかった。

いつからか、私は笑わなくなっていた。

親に暴力を振り、悪口しか言わず、引きこもっていた。

「ウルセェんだよ死ね!!」と、今日も暴言吐いて自分の部屋に向かった。


【今日もやっちゃった・・・・】と、後悔する、でも謝ろうとしても何故か

いつものように暴力を振るう、そして部屋に戻っては泣く、それが続いていた。


でも、そんな役に立たない日々ももう終わる、それは昨日の夕方、


その時も泣いていた。すると、後ろから・・・

「そんなに泣いちゃダメだよ・・・・じゃあ役立たずな日々を終わらせたいのなら

いい案があるよ・・・じゃあ手を出して、あ!私のことは・・・リュイって呼んで、」と、私が3歳の時に死んだはずの、

12歳だった姉がいた。


そして、気づくと私は手を出していた。

「じゃあこれを飲んで、そしたら役に立てるよ・・・」そういうと、姉は消えた。


そんな出来事があった。

私は姉から渡された、金色に優しく光る、丸い石を見ながら考えた、

【これを飲んだら役に立てるの?じゃあこれ飲んだら死ぬの?まあ、こんな私が

どうなろうと、役に立てるのなら・・・】

そして、覚悟を決め、その光る石を飲んだ、すると、

脳に直接誰かが喋りかけてきた。


「やっと飲んでくれたね・・・じゃあ、あなたは3代目に選ばれた、4代目の生贄

だよ、じゃあ一度、君の願いを私に言ってみてよ」そして私は願いを伝えた。

「私の名はミューラ、私の願いは・・・役に立ちたい・・・役に立てるのならそれでいい」


そう伝えると、その、脳に語りかけてきた子が、「面白いね、ここまで欲がない子

をみたのは初めてだよ、さあ、今日からお前の名前は神呼だ、神呼(みこ)

親を捨て、近くの神社に来い、それと・・・私のことは、初代とでもよべ、」

そう言うと、消えてしまった。


【アレはなんだったの?でも・・・・私のこといつも心配してくれてた、

じゃあいっそのこと嫌いになって貰えば・・・】

そして私はリビングに向かって、入ろうとした、その時、こんな声が聞こえてきた。

「ミューラは邪魔ね、早いことお仕置きしないと、」

それを聞いた瞬間、私は急いで部屋に戻って、

隠してあったトンカチを持ち出しで玄関に向かった。


そして玄関に飾られていた、親が命よりも大事にしていた花瓶を持って

ソファに座っていた親の前にあったテーブルに置いた。

「あれ?ミューラ?2階にいたんじゃ・・・それになんで神様を?」


そう、親が言った瞬間、私は親への未練がなくなった。

私の怒りが爆発した、私は許せなかった。

ただの花瓶を神様と呼んでいたこと、一番許せなかったのは、

私のことがすごく邪魔とでも言いたいような顔と言い方、すごくむかついた。

そして私は勢いよく花瓶に向かってトンカチを振り下ろした。


ガッシャーン!!ものすごい音を立てて割れる花瓶、そして、

私を今すぐ殺したいとでも言うような顔、

「ミューラ!!なんて事するんだ!神様をすぐに直しなさい!

直したら地下倉庫に行け!お仕置き(拷問)してやる!感謝しろ!」


そう、怒鳴る親・・・いや・・・他人に私はこう返した。

「私の気持ちもわからないでそんなこと言うなよ!赤の他人が!」


そして私は家を飛ぶように出て行った。

そして初代の言う通りに神社に向かった。

そこは、全く人が通らない、無人に等しいところだった。

そして私は鳥居の前で手を合わせた、手を合わせた瞬間、周りが光った。


目が覚めると、そこは石像がたくさんある場所だった。

「え?ここどこなの?」私が驚いていると、後ろから、

「どうも、4代目の怪異の神呼、」と言う声が聞こえてきた。


「ひゃあああああ」私が驚いて後ろを向くと、それは・・・腰まである漆黒の髪、

黒いスカート、まるで、トイレの花子さんのような姿だった。

そして私は驚きのあまり、気を失った。


目が覚めると、私は鏡の前に立っていた。

そして、そこは和風な屋敷、そして鏡の隣には、巫女服を着た化け狐、

「あら!目覚めた?この世界は、いろんな怪異が集まる楽園よ、それにしてもやっぱり現代の神呼はいいわね~ 足首まである漆黒のツヤツヤな髪、ルビーのような右目とエメラルドグリーンの左目、それに・・・白に近い肌、

真っ赤な口紅が似合うわ〜一番いいのはハイライトのない目ね!まるで宝石よ。

次は服ね、そんなふさわしくないセーラー服なんて捨ててやるわ!」

私はブチ切れそうになった。


私は一応12歳の中学生で、ここの学校を選んだのは、ここの制服を気に入ったから、いじめがあって引きこまらなければここに来ることもなくて平穏な生活を

していた。


「さあ、神呼様、そんな服破いて燃やしてしまいましょう!」

そう、化けギツネが言った瞬間、私は逃げた。

【いい加減にしろっての!私はあんたらの人形じゃないの!】

急いで私がいたお屋敷を出て一直線に走り続けた。

5分くらい走ると、神社が見えてきた。

そして私は急いで神社の中へ逃げ込んだ。


すると、そこには、リュナがいた。

「ミューラ!逃げてきたの?よかった〜!早くここから出ないと!

あのね!ほんとはあの神社の神に会えるはずだったんだけどね、ここの怪異たちは

4代目の神呼を狙ってるの、」

「なんで私を狙ってるの?」そう、私が問いかけると、リュナは急に冷静になって、


「ミューラ、冥婚って知ってる?冥婚っていうのはね、死者と結婚するってことなの、つまり、ミューラはここの世界の主と結婚させられそうになってたってことなんだよ、」

その時、背中に何かが刺さった。

後ろを向くと、そこにいたのは、巫女服を着た化け狐だった。

「諦めて、3代目、もう神呼は私たちのものだよ、初代だってそうだったじゃん」

そして私はまた気絶した。


そしてまた目が覚めた。

私は白無垢(しろむく)を着ていて、準備は万端のようだった。


そして私はみんなに連れられ、井戸の前まで来た。

「おめでとうございます!神呼様、さあ、飛び降りて、」

そして私は突き落とされた、


終わることのない無限に続く純白な世界、そして、井戸の底についた途端、

暗闇に戻った。

そして、私は暗闇の中を踊り、歩きづつけた。



歩き続けた先に見えたのは、死んだはずの大好きな祖母だった。

「おばーちゃん!ただいま!」


「おかえり、ミューラ、」







めっちゃ長く書いたわ・・・

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