感覚は、あてにならない! 21章 スペック
こんにちは葉桜 KONです! 前回で、20話突破でしたね!!忘れてました…時というものは早いですね、まだ私は執筆活動を始めて1か月くらいでしょうか?もう20章なんですね…それでは、本編どうぞ!!
俺も、五感の検査を終え、次はスペックの検査に向かう。それにしても五感の検査まで行うとは、そんなにも俺らの情報が欲しいのか?まぁくれてやるけども…
「つきました、次はスペックの検査です。スペックの検査は、それぞれに合わせた能力検査です。あなたの場合は、未来を見る能力なので私が持っているボールの数、色を当てるという検査を行います」
なるほどな、それなら当てられそうだな。
「それでは最初に、私が持っているボールの数と色を当ててください」
どれどれ…持っているのは一つで、色は緑だな
「一つと緑です」
「はい問題ありません。次の検査です。私が今持っているボールの形と数色を教えてください」
形?まぁ見えるけどさ…
「形はキューブ型で、数は2つどちらも赤です」
「はい問題ありません。次は空間を認識できるのかという検査です。場所を移動しますこちらです」
また移動か、検査場くらい統一してほしいものだこんなにもコロコロ移動するとなると莉乃は体力がきついのではないだろうか?大丈夫かな…
「こちらです。ここで今から訓練を行います。敵が襲ってくるので注意してください。フェーズ1では、ただ襲ってくるだけです。それでは始めてください」
俺が連れてこられたのは、港のコンテナがたくさんある入り組んだ倉庫のような場所だ、これならどこから襲ってくるかわからないな。でも、俺には見えるぞ!
どこだ…そこか!
「アッぶねぇやっぱり訓練されているだけあって、動きが違うな」
足音がしなかった、動きもコンパクトで手足も蜘蛛のように器用に扱って俺を襲ってきた。
「フェーズ1終了です。次はフェーズ2です。武器を使って襲ってきます。しかし銃ではありませんので近接攻撃です」
近接攻撃とはいえ、木刀でもけがはするぞ…これは気が抜けないな。
「始めてください」
近接攻撃か…ここか
「おりゃあ!」
今度は、斧?のようなもので襲ってくる未来が見えたので、俺は襲ってくる男の横っ腹を浅い卍蹴りを入れた。俺も少し武術やってたし、これくらいはできる。男は苦しんでいる。少しやりすぎたか?
しかし、これで終わりではなかった。次は大人数で俺を囲む未来が見えた。
「おいおい、マジかよ」
ならば少しでも、ここから移動しなければ。でも相手のほうがここの地形は得意そうだし、道も分かってるっぽいしな…でもとりあえず逃げだ!
「ここまでくれば、大丈夫だろう…」
息を切らし、コンテナの入り組んだ場所に逃げ込んだ。ここなら逃げ道もあるし、逆に入ってきづらい。しかし、無情にも俺の未来には襲われる未来が映る。
「後ろか!?」
俺は、襲ってくる男の腕を払い。空いたわき腹に突きを一撃加えた。
「よっしゃこれでどうだ」
「お疲れ様です。これでフェーズ2終了です。次が最後のフェーズ3です。敵は銃を使ってきます。気を付けてください」
いやいや、気をつけろと言われても。銃相手じゃ厳しいだろ…
早速俺の頭に景色が流れ込む。
「頭、後頭部からか…」
ここだ!俺はとっさにしゃがみ、銃弾を避けた。
「あぶねぇ、俺が腕時計してなかったら死んでたぞ」
景色には俺の腕時計も映っていて、時間がしっかりと見れた。時計も100分の1までの時計でよかった。しっかりとタイミングが計れた。
よし、この調子ならいけそうだぞ!
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