WAIS-IV
2019年6月10日 心理検査結果
小松原理奈様
先日は、 お疲れ様でした。 以下に心理検査結果をお伝えいたします。 ただし、この結果は小松原さんの全てを表したものではないことをご理解ください。
結果
(1) AQ (質問紙)
12点 (カットオフ 33点未満) 自閉症スペクトラムの可能性が示唆されませんでした。
社会的スキル 2
注意の切り替え 1
細部の注意 4
コミュニケーション 2
想像力 3
(2) ASRS (質問紙)
6点 (カットオフ 4項目未満) → ADHDの可能性が示唆される、という結果になりました
(3) WAIS-IV
※IQはその年齢(月齢)の平均を100 としたときに、どのくらいの位置にあるかを示すものです。 その年齢の82.2%の方が 80~120の間に位置するように算出されます。
全検査IQ 112
言語理解 119 (類似13、単語14、知識13、理解10)
知覚推理 101(積木模様10、行列推理11、パズル10、バランス9、絵の完成7)
ワーキングメモリー 103(数唱8、算数13、語音整列8)
処理速度 114(記号探し13、符号12、絵の抹消8)
全体的な知的水準は112と、「平均〜平均の上」 域の能力を持っていると言えます。 ただし、能力の中で得意・不得意に大きな差が見られることから、各能力間で結果を見ていく必要があります。
能力ごとに見ていくと、特に 「言語理解」に長けていると言えます。 語彙が豊富で、言葉の理解や扱いが得意であると考えられます。「ワーキングメモリー」 は平均の能力を持っており、短期間であれば耳から聞いた情報を一時的に保持して、それを操作する力はある程度備わっていると考えられます。 ただし、下位項目をみると [数唱 (数字の羅列を覚えたり,逆の順番に言う問題)] と[語音整列(五十音や 数字の順番を扱う問題)] が [算数 (文章問題を聞いて計算する問題)] より、得点が低いという結果となりました。すなわち、具体的な話を聞いて計算したり、数を扱うことは得意だと思われますが、数字の羅列を覚えたり、その数を操作することは不得意であることが考えられます。日常場面では、新しい事柄に困難を示しやすく、何かを覚えるのが苦手で時間がかかりやすかったりすることが、下位項目の苦手さから考えることができるでしょう。
以上から、これまでの学習で得た知識が豊富で、知的な高さがあるといえると思います。 しかし、既存の知識や型通りの方略が使えない課題が求められる場面では困難さを示す可能性が考えられます。すなわち、経験を通して具体的にイメージすることや、生活を通して繰り返し触れてきたものについては 習得し活用することは得意ですが、不慣れまたは未経験の場面では、自分がどう振る舞えばよいか予測するのが難しかったり、聞き漏らしや聞き間違いが生じやすい可能性が考えられます。 初めて経験する活動や課題の場面では、あらかじめ活動の流れや目標を明示して見通しを持って取り組むことで、ご自身の心労の軽減につながると思われます。
ぐうの音も出ないほどこのまんますぎて……聞き間違いはこのあたりだったのかと納得。新しい事柄や不慣れな場面に困難を示しやすいとかまさに……(最近はAPDという症状が知られてきたようですが、雑音とか関係無しに二人だけの会話でも頓珍漢な返答をしてしまいますね)




