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雨のち晴れ  作者: 栞那りあ
友達に恵まれた高校時代
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言い訳は無意味

『ADHDの人は小中学校の成績はよくて、高校になってからガクンと落ちることがあります。これは小中学校の課題は比較的簡単なことと、指示もはっきりしているためにやりやすいということがあります。高校や社会人になると、課題も複雑になり答えを得るにも幾つもの選択肢があり何をやっていいのか迷うときがあります。そのときADHDの人は困難に直面するのです』(引用元:成人のADHD http://www.solea.main.jp/?eid=608885)

――ADHD傾向のある私もまさにこれで、他に興味事が生まれてしまえばそちらに掛かり切りとなり、公立高校一般入試でほぼ満点だった中学内容の学力も、借金の取り立てから逃避するように自室で携帯サイトにのめり込んでいた高二のあたりからガクンと下がってしまっていた。高一に比べて応用問題などが増えていた頃だ。

 興味があって好きと感じていた高三の地理Bで、一度偏差値67を取って県内30位以内ということがあったが、地理Bだけで進学出来るなんてことは当然無かったので大したことではない。

 全て自分の選んだ道である。何を理由にしても救われない。大学に行きたかったのは事実だが、奨学金が借りられていたとしても、借金を背負ってまで勉強して弁護士になれていたかというと果てしなく自信がない。(新聞奨学生の話も聞いたが、中学の頃に早朝4時起き1日500円で辛くて2ヶ月弱で辞めてしまったので同じく自信がなかったし、初年度納入学費も結局借りるしか道は無さそうで、保証人が金融ブラックでは厳しいだろうと諦めた)あんなことだけで勉強への意欲を失くした自分が、そこまでの熱意を持ち続けられるだろうかと。そんな不安を高校当時も抱いていた。


 何になりたいか明確な目標がないまま大学生になる人も多いだろう。大学で就活を始めてから目標を定めることも珍しくないだろう。自分が大学に行けなかったので息子達には国立大学へ行って貰いたいと貯金を頑張るつもりだが、就活が始まるまでに目標が決まらなくてもそれはそれで悪くはないと思う。

 ただ、大学を出たという学歴で、夢への選択肢が広がる。旦那のように本来の目標とは異なった就職だとしても、より好条件の企業を選べることがある。これだけは事実だろう。

 選択肢を狭めないためにも、最低限国立大学に通わせてあげられるだけの準備を親としては進めてやりたい。

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