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雨のち晴れ  作者: 栞那りあ
エトセトラ
102/104

ある朝目覚めたら

 片付けられないでまた思い出すのが、これまた胃の痛い話なのだが、まだ渡航前にストラテラとコンサータ上限を服薬していた時のこと。

 朝に目覚めてキッチンへ向かうと、いつも先に起きている旦那の起こした形跡。形跡というほど小さくはない、そう、言ってしまえば旦那の叫び。

 後で片付けるからと、日に日に溜まっていった物や片付けきれていなくて溢れている物。そのあらゆる物を引っぺがされて、ひっくり返されていて、高さ60cmはあろうかという大きな山が一つ二つ築きあげられていた。

 この状態から片付けろという静かな命令。

 最初のうちは泣きながらやっていたが、そのうち今まで自身では気付けなかった有様を知らせてくれたことに感謝さえ覚えるようになっていた。

 当然、感謝以上の申し訳なさが大きいからこそ、こうやって書いていても胃が痛むのだが。

 これはキッチンの一例であり、掃除が行き届いていないところなどは家中にいくらでもあった。

 キッチンの片付けに関してはこんな感じで、服薬通院していても、年に何回かあったのだった。

 こちらに渡航してリタリンのみの処方になってからというもの、頭の中のクリア具合が段違いである。薬云々よりも週に3回来てくれるメイドさんがいるというのは大きいが、家の中は一切ごちゃつかずにとても快適に過ごせている。

 ゴミが気になったらスッと捨てられている。一見小さなことだがこの心掛けを持つことが出来ているだけでも全然違うと思う。

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