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警察・増強警察装甲車小隊[ベルリン]
警察
Polizei
増強警察装甲車小隊[ベルリン]
Verstarkter Polizei-Panzer-Kraftwagen-Zug [Berlin]
ベルリン戦では警察も防衛兵力として防衛隊に組み込まれ、正規部隊の指揮下に編入されるか、あるいは独立部隊として市街戦を戦っている。
44年10月20日付けの治安警察戦力概要によれば、ベルリン防護警察司令官の指揮下に増強警察装甲車小隊[ベルリン] 《Verstarkter Polizei-Panzer-Kraftwagen-Zug [Berlin]》が配属されていたとある。
増強警察装甲車小隊[ベルリン]の指揮官及び編成は不明であり、市街戦時の戦歴についての情報も手元には無い。装備車両についても詳らかではないが、45年5月に撮影された旧総統官邸正面玄関前を撮影した写真には、そこで放棄されたダイムラーDZVR警察用装甲車及びオランダ製のクルップ装甲車が写っており、これらは小隊の装備車両と思われる。そのため小隊、あるいはその一部兵力は総統官邸付近に展開したものと推測される。
