あとがき……めいたもの
みまりです。長い間、お読みいただきありがとうございます。
本編が完結いたしましたので、本作について(あとがき、というか記録?)少し語りたいと思いますので、お時間のある方はお付き合いください。(全くの蛇足ですので、読み飛ばしてもらっても結構です)
本作「いつまでも可愛くしてると思うなよ!」は今から12年あまり前の2011年1月18日に別サイトである某エブリ〇タで公開を開始し、第一部は2012年2月29日に完結と記録されております。当時は別作品を連載していたのですが、エブ友が新作を公開し、2本同時連載をしているのを見て羨ましく想い、我慢しきれず始めてしまったという記憶があります。(結局、同時連載は無理で別作品は長らく放置状態となってしまいました)
第一部は連載当初からそこそこ人気があり、特集ページに紹介されると一気に読者が増え、今では無くなってしまったライトノベル部門のランキングでしばらくの期間ずっと一位になったりもした。そして極め付きは2012年夏に開催されたエブリ〇タ主催のМF文庫J10周年記念ライトノベル賞の最終10作品に選ばれ、結局7位で落選しました。
このあたりが自分的には第一部のピークだったかなと思っております。
そして、引き続き第二部を2012年4月7日に公開を開始し、2014年3月12日に完結させています。また同時に「小説家になろう」にて2013年6月21日に連載を開始しました。「なろう」においては第一部が完結していることもあり、毎日更新を続けた結果、当初は思っていた以上にPV数が増えて驚いたことを覚えています。しかし、徐々にPV数は減少し、ずっと低空飛行を続ける状態となりました。ところが、第一部完結時にいわゆる完結ブーストが発生し、見たことのないPV数が続き、続いて始まった第二部もおかげさまでずっと好調でした。いつかシリーズはこの恩恵が大きかったと思います。
やはり、完結ブーストは重要ですので、皆さまも二作目を始める時は完結と同時が良いと思います。(今回もそれを狙ったのですが、間に合いませんでした(>_<))
その後、別作品を一年挟んで、2015年8月1日に第三部を開始し、2023年4月2日に完結となり、現在に至ります。
また、2019年に開催された第1回アース・スターノベル大賞では予選突破73作品に残り、それが縁で(おそらく)コミカライズの打診があり、2021年2月12日にコミカライズ版が香椎ゆたか先生の作画で電子書籍にて発売されました。
こうやって見てみると本作がいろいろな偶然が重なって、読者の皆様の支持を得られたのだと痛感いたしました。ここまで来られたのも読者の皆様方の応援があればこそで、本当に幸運な作品であったと思い至ります。
惜しむらくは書籍化には至らなかったので、次回作以降の目標としてこれからも頑張って行きたいと思います。
本当に長い間ありがとうございました。