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まさかの女で孤児だった。
「・・・・夢じゃなかった・・・」
目を覚ますと木目がよく見える天井で暗くなっていたので夜だと分かり寝かせている布団の脇には自分をひさぎと呼んだ少女ー思い出したがお種が寝ていた
「俺はひさぎという少女になっていて今は十三歳で信濃国祢津村で望月千代女に集めれた孤児の障子の一人で歩き巫女ッてかくの一になるべく育てられている。って思い出すの遅ぎだろう!!」
お種が言うには今は永禄十二年(1569年)という事は武田信玄が死ぬまで四年しかなくしかも武田氏は滅ぶ。
望月千代女は有名だ
「とりあえず・・・」
ここを抜け出す事は出来ない
逃げたらー
「お種まで・・・」
死んだら女でしかも戦国時代ー信濃国の祢津村望月千代女の屋敷の離れである
「俺が女ってしかもかなりの男勝りで面倒を見ているお鶴婆にあんまりよく思われていないしな・・・」
本当に思い出すのが遅すぎた
「ひ、ひさぎ、大丈夫!?」
お種が目を覚ました
「あ、ああ。心配かけたな
お種。」
ひさぎが言うと
「もう、本当よ!!」
お種が泣きそうになりながらも言うので罪悪感を覚えたのだった。