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3/3

ドM王子がいると腹黒妹が1層際立つ

読んでいただきありがとうございます!

最初から読んでいない方は1epから読むことをお勧めします(最初を見ないと分からないこともあるかもしれませんので…)

王宮に住むことになってから、別に不自由(トイレ)はなくなった

だが…!

私みたいにお腹が痛くなる人のために店や外にもトイレを設置してあげたいと思ったのだ

(王子に頼んでみようかな…)


「おはようございます」

王宮にいて、1つ気づいたことがある

それはメイド達の私への扱いがとても酷いのだ


例えば…

「すみません、朝の食事がないのですが…」

勇気を振り絞って聞いたのにメイドは

「あなたはミルフェ様に特別に許可をいただいています。あなたは王族ではないのですよ?キッチンでも借りて自分で作ったらどうなんですか?」

メイドが私へのオーバーキル(言葉)がすごいのだ


「うーん…まぁ自炊あんまりしてこなかったけど、卵かけご飯くらいなら作れるし!」

キッチンに行くために私はパジャマから薄い桃色のワンピースを着がえた

「でも…シェフってキッチンにいるのかなぁ」

メイドならシェフを呼び出して、私を迷子にさせるように仕向けるかもしれない…


「まぁお腹すいたしどうせキッチンに行くけどねー」

(お茶漬けとかで良かったんだけどな…というか、ご飯ってこの世界にあるのかなぁ)


階段を降りていると、王子が誰かと話している

(おめめくりくりで、王子みたいな顔つきだから…妹さんかな?)


「おはようございます!…」

「この人がお兄ちゃんのぉ〜とくべつな人かぁ!」

思っていた反応と違った

(ぶりっこ妹かよ!いや…まだお兄ちゃんが好きな『だけ』の妹かもしれないし…ね!)


ちょっと話をした後、ニヤリと微笑みながら言った

「お兄ちゃんが言いたいこと言ってあげるよぉ♪」


耳元でささやかれる

「お前ジャマなんだよ、どっか行けよ泥棒猫」

(うわ…腹黒タイプの妹なんだ)

(ドM王子と腹黒妹かぁ…)

そんなことを考えていると王子の妹はクスクスと笑っている

(反撃しないと気が済まない!)


それに悪口を言われても挫けないのが私のいいところ

「猫ちゃんって可愛いですよね!妹さんみたいでー」

(腹黒妹みたいで…ね?)


反撃しあった後、キレたのか私と2人で話したいことがあると言われた

まぁ断ったけどね…


お腹がすいてきた…

「すみません!キッチンに行かなきゃ行けないので、お先に失礼します」

王子が何かに気づいたのか、質問をしてきた

「どうしてキッチンに行く。朝の食事は用意されているだろう?」

(今がこの話を言うチャンス!!!)

「メイ…」

私が話をしようとした時に王子の妹が話を遮ってきた

「お兄ちゃん!今日の朝ごはんは何がいいです?」


(コイツ…キレたからって話を急に遮るのは違うだろ)


でも、王子の妹は多分私が話そうとした時にすぐ遮るだろう

「じゃあ私行きますのでー」

「おい!キッチンに行く理由をまだ聞いてな…」

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!面白いと思ったら、いいねをしてくれたり、感想を書いてくれるとすごくモチベーションになります!

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