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第9章「別れ」

はい!どうもディーです!

今更ながらあけおめです!

今回はゴルグさん視点!ゴルグさんに訪れる唐突な別れとは?

第9章。始まります!

「ちくしょう。終わる気がしねぇ。」

入口前で防衛戦線を敷いてしまったせいか、当初に俺が応援に来て士気が高まってた奴らもリザードマンの圧倒的な手数に圧されたじたじになっていく。

「ゴルグ殿!このままでは戦線が!」

「わかってる!俺が単機で前衛を務める!お前らは後衛で漏れた奴らを相手しろ!」


「行くぜ…これが俺の…超…全力だぁぁぁぁぁ!」


剣が光る。

剣の魔力放出量からすれば考えられないような魔力を帯びてその一撃は群がるリザードマンへ振ると目に見えるような有り得ない出力の斬撃が奴らリザードマンに襲いかかった。

しかしそれでも、仕留めきれない奴はいる。避けたり、別の場所から襲いかかってくる奴らだ。だが、なんの心配もないだろう。

「敵はまだいるぞ!ゴルグ殿を守りつつ、入口を守るぞ!」

「うおぉぉ!」

雄叫びと共に兵士達が残ったリザードマンを殲滅させる。

「ゴルグ殿一人で立てますか?」

「へっ、俺の心配よりあいつらの心配をしてやれ」

「はい!彼らが安心して戦ってもらうためにあなたを早くに下がらせます!」

「そうだな…さっきのあれを打てば俺はしばらく動けなくなるもんな。よし、頼むぜ。ポーマス。」

「名前、覚えててくれたんですね!」

「おうよ。俺がいた頃からいる奴らは一人も忘れちゃいねぇ。」

「嬉しい限りです。では、早く行きましょう。」

「あぁ、頼む。」

俺はポーマスの肩を借り、なんとか軍医の部屋まで辿り着けた。

「では、後は軍医にお任せします。それではゴルグ殿、また会いましょう。」

そう言って奴はドアを開けると、目の前にはリザードマンが群れを成していた。

「閉めて!」

というポーマスの大声に軍医は急ぎドアを厳重に固める。

「すみません、ゴルグ殿。または会えそうにないです…」

―キシャアァァァァァ!―

「がぁぁぁぁぁ!」

「くぅ…あぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

彼の奮闘の雄叫びに全員が目をつむった。

「腕がぁぁぁぁぁ!」

「俺はまだ死なない!死にたくない!来週には甥に剣術を教える約束が残ってるんだ!好きな人もいるんだ!親だってまだ残ってるんだ!」

人間の兵士が敵ならこの言葉には殺した時の罪悪感が残る。だが、ポーマスのこの叫びは絶対にそんな目的の台詞じゃない。本当に…やり残していることなのだろう。

だが、非情にもリザードマンには届かない。

しばらくすると、周囲一帯に聞こえていた惨劇の声も聞こえなくなっていた。

如何でしたでしょうか。

ポーマスの最後は某新規スパロボ参戦作品のあのシーンを参考にしました(笑)

学生の皆さんは課題終わってますか?社会人の皆さんは仕事始めで新年早々お疲れ様です!

来週投稿できるかな?それは私のモチベ次第!

見てくれてる人がいると信じてこれからも投稿頑張っていきますよ~

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