表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
電脳ロスト・ワールド  作者: 万卜人
【ロスト・ワールド】の秘密
168/198

修正ディスク

 気持ち良さげに、シャドウは大声で宣言した。


「それでは【蒸汽帝国】の間抜けどもの顔を拝むとするか……!」


 さっと渦巻きを指さした。その途端、渦巻きは消滅し、あれほど吹き荒れた風も、ぴたりと止んだ。階段には【蒸汽帝国】の軍隊が出現していた。


 先頭にはガント元帥の乗り込む司令無蓋車。その隣にはターク首相の姿があった。


 呆然と、ガントとタークは目の前の光景に虚ろな表情を浮かべている。


 が、二郎は嬉しげに叫んでいた。


「ターク首相! 修正ディスクは持っているか?」


 呼びかけられた首相は、二郎を認め、激しく頷く。

 驚きの表情が、シャドウに浮かぶ。


「修正ディスクだと?」


 二郎は腕を挙げ、叫んだ。


「寄越せ!」


 首相はポケットに手を入れ、ディスクを取り出した。腕を思い切り後ろに伸ばし、全身の力を込めて二郎へと投げる。


 ひゅーっ、と修正ディスクがきらきらと輝きながら、空中を飛んでいく。

 ぱっと二郎はディスクを受け止めていた!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ