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電脳ロスト・ワールド  作者: 万卜人
仮想現実への案内
12/198

案内柱

 案内柱の表面には、四つの区分けがなされている。右から「未来」「過去」「冒険」「アダルト」とある。


 何? 「アダルト」に興味が湧いたって?


 残念、その区分けは、満二十一歳以上でなければ、アクセスできない。


 あなたは……ははあ、十八歳! あと三年、我慢したまえ。年齢をごまかして申告しても、ムダである。仮想現実接続装置には、最初から年齢認証機能が組み込まれているのだ。


 試しに「冒険」の文字に手を触れてみたまえ。文字にずらずらと様々な項目が浮かぶ。


 おや、この「ジャングル」が面白そうだ。選択すると「宝探し」という項目があった。さらに選択を続けると、様々な〝世界〟の名称が現れ、一つ一つの特徴の説明文を読み取れるだろう。

 どうやら色々な世界では、プレイヤーに「宝探し」のサービスを提供しているようである。面白そうだ!


 これを選ぶと、あなたの足下に一本の光の線が浮かび上がるのが認められる。この線を辿っていくと、目的の〝ゲート〟に行き着く。


 距離が心配だって? 大丈夫、ここは仮想現実世界だ。

 ほら、たった二、三歩で、早くも〝門〟の正面に、あなたは立っている。


 石造りで、表面にはマヤかインカらしき、細かなレリーフが施されている。どうやらこの〝世界〟は、古代中南米の世界を再現したものらしい。

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