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01話 青い訪問者

「...あなた達も大変そうだね〜」


荒れた名もない村、いや小さな集落。

見渡す限りは荒野ばかりで生き物もほぼ存在しない。

誰も寄り付くことのないこの地獄の地に、

訪問者は突如やってきた。


「だれだ、貴様⋯見慣れない服装だな」


その訪問者はまだ若く、黒いローブに身を包み、

つばが広く、先が尖った帽子の隙間から見える長い銀髪。

そして、帽子やローブに付いている、光り輝く青い薔薇。


「そんな名乗るような者じゃないよ、でも服装を褒めてくれたのはありがたく受け取っておくね」

「...ふん、よそ者は帰ってくれ。」

「ふふっ、つれないなぁ〜、、、じゃあお望み通り帰りますよ〜」


そう言い残し、その訪問者は土地を去ろうとした。

するとその直後、返答したその集落の男は、急に胸をおさえ倒れた。


「ーっ!」


訪問者は驚いた。すぐさま男に駆け寄り何か異常があるのかを確認する。

そのとき、集落から複数の子供がやってきた。


子供が目にしたのは、苦しそうな顔をして倒れている「集落の長」。

そして、その長を抱きかかえる怪しげな女。小さな彼らでも、これは疑うまでもなかった。


「本で見たバケモノだっ!!」

「ま、魔女だぁ!魔女が集落長を殺した!!!」


子供の甲高い声と、「魔女」という言葉に、人々は次々に集まり出し、事は大きくなる。

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