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ハルコイ

作者: 空澄叶人
掲載日:2024/05/05



胸がキュンとときめいた。

温もり感じて心臓トクトク。

あなたは、

どうしてそんなに優しいの?

くれた笑顔が、

もったいないとか思わないの?



夜の布団の上で僕は、

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ。

あなたをデートに誘いたい。

いや待て。

その前に連絡先の交換だ。

ちょっと待て。

まずは話せるようにならないと。



翌日の高校の教室。

あなたはいつものように、

女子の輪の中、笑っている。

どうやって近づいたらいいんだよ。

チクチク心が切なく痛む。



やっと勇気を出せました。

たまたま一緒になった帰り道、

僕はあなたにアプローチ。

一生懸命話しかける。

話題は飛んだり、沈黙が流れたり、

ナカナカナカナカ上手くいかない。

でも、



春が来たから花を育てているって話になって、

君が見たいと言うからさ、

写真送るよ?

って。



連絡先入手。

花の画像を送りました。

返信があって、

彼女はこんな顔文字使うんだ。

そんなところも愛おしい。



この恋は花を育てるように、

ゆっくり、ゆっくり、行かなければ。

手をつなぎたい。

キスがしたい。

まだまだダメだ。

ああ。

頭の中がもんもんとして、

あなたが溢れてる。



今度引っ越すんだ。

だから会えなくなる。

それらは突然のあなたからの言葉。

ブルブル震えながら僕は言った。

……好きなんです。

返事は無かった。



あなたは県外に行った。

あれからどれほどの年月が経ったろう。

いつからか途絶えたメッセージ交換。

僕は社会人になり、働く毎日。

繰り返しの日々。

つまらない日常。

ある日送られてきたメッセージ付きの花の画像。

久しぶり!



僕たちは駅で再会した。

桜咲く春、

あなたは一段と綺麗になった。

失われた時間を取り戻すように、

僕たちはおしゃべり。

あなたは聞いた。

ねえ、結婚した?

彼女はいるの?

僕は答える。

いるわけないじゃん。

顔と顔を向けあって、

恥ずかしそうにお互い微笑を浮かべる。

胸がキュンキュン。

心臓トクトク。

春の桜の花びらの中、

僕たちの恋は再開した。


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― 新着の感想 ―
[一言] きゅんとしますね(*^^*)
2024/07/07 10:05 退会済み
管理
[良い点] いいねぇ〜❤️ 素敵なピュアラブです! 二人には、末長くハッピーになってもらいたいですね♪ 読ませてくださり、ありがとうございます!
2024/05/05 19:41 退会済み
管理
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