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3つの謎〜俺と貴方の魔導文草〜  作者: 山田一朗
聖女救出編
15/22

第十五話 世界最強の男

ロキ:「え?いや別に・・・」


??(男):「ほう?、一国の王女の申し出を断る以上、覚悟はできてんだろうなぁ」


ロキ:「え、いやそういうわけではなくて・・・」


ペレシア:「じゃあ、いいんだね?」


ロキ:「え、あ、う、うん・・・(なんだ?なぜそこまで俺たちに関わるんだ?)」


ペレシア:「じゃあ自己紹介ね。私、ペレシア・プリチャード。ユートルビアで女王なんだってさ

で、こっちの人なんだけど、ちょっと訳ありで、店に出てからの紹介でいいかな?」


ロキ:「ああ。うん」


ヘレン:「よろしくね。ペレシアちゃん。」


ルイス:「小さな協力者だな。」


リーグ:「よろしく」

ロキ:(全員ノリノリじゃないか!!)


____________________________


ロキたちは、薬屋のカウンターへ向かい、ロマキンス草について聞いてみると・・・


「申し訳ございません。在庫がを切らしておりまして。。。。」


ロキ:「、、、わかりました。他を当たります。」


ロキは店を出て、を全員で次の薬屋を探そうとすると、


ペレシア:「ねえ、ちょっと待って。多分、どこの店もこんな感じだと思うよ?」


ヘレン:「どうしてそうわかるの?」


ペレシア:「あー、ねえ、このことって言って大丈夫なのかな?」


??(男):「ああ、この街にとっては常識ですから問題ないかと。」


ペレシア:「ケルベロスって知ってる?」


ロキ:「いや?なんだい、それ?」


ペレシア:「この街の薬草の在庫を一手に管理する闇ギルド。」


ルイス:「闇ギルド!!!」


ペレシア:「何?お兄さんたち闇ギルドに何かされてるの?」


ロキ:「いや、まあちょっとね」


ペレシア:「まあいいや、続けるとこの街、、っていうか、この国の薬の原材料は

そいつらが管理してる。なんでかって言えば、未開の地の中に植物園を持ってるからなんだけど、もちろん

未開の地って言うくらいだからだから、魔物も多い。魔物の襲撃は絶え間なく起こってるけど、原材料で市場を牛耳ってるってわけ。」


ルイス:「となると、ギルドを潰すしかないか、、、


おお、よかったなロキ、お前の得意分野じゃないか!」


ロキ:「何が得意分野だよ。あの時のそれはギルドじゃなかっただろ?」


ペレシア:「うーん、実際、ケルベロスを潰すのは相当厳しいんじゃないかな?」


リーグ:「どうして、、って弱い俺たちが聞くのもアレだけど・・・」


ペレシア:「まあ、戦力的にキツイってのももちろんその通りなのだけど・・・」


ヘレン:「だけど?」


ペレシア:「ケルベロス。その名前に冠される意味は2つあって、凶暴ってのが一つと、


もう一つは首が落ちても倒れないってのかなぁ。あそこ王都のあちこちに拠点を張ってて


一つ拠点が潰れても次が他が正常に機能してれば、大丈夫ってわけなの」


ルイス:「なるほど、、、」


キャーーーーー


突如起こった悲鳴に全員が顔を向けるとダークサーベルが数十頭と全長が10メートルはあらんかという

巨大なキングスネイクが通りいっぱいに座し

赤子を連れた女性に襲いかかっていた。


ルイス:「なんであんな数のダークサーベルがこんなところに、、、


とにかく助けないと!!!」


ペレシア:「面倒だなぁ、、ランディ、よろしく★」


??(男):「かしこまりました」


そういうと男はマントを脱ぎ、フードからは青髪に鋭い眼光があらわれた。


リーグ:「あ、あの人、、、まさか・・・」


ルイス:「ああ、にわかに信じられない・・・!」


??(男):「ん゛!、せい!!!」


パァンと、、手の平を姿勢を低くして鳴らすと


ガタガタガタガタ、、、


割れんばかりの地鳴りがするのだった。

「な、何これ、、、!?」


「地面が、いやそれだけじゃない。大気そのものが揺れてるんだ!!!」

街の人々は完全に困惑していた。


??(男):「ふぅー、、、は!」


平静を保ち、気合を入れたかと思うと目を大きく見開き構えを取った


??(男):「魔流波斬拳 六掌 波動一文字!!!」


ズガァァァァァァァン


足をひと踏み、男から放たれた一撃は、キングスネイクの懐を貫き、一瞬にしてダークサーベルたちを彼方へ葬り去る

それも石の床を何一つ傷付けずに成したのだ


ロキ:「アレって、、、」


ルイス:「ああ、間違いない」


リーグ:「ユートルビア王国、護衛騎士団団長にして、俗に世界最強と呼ばれている男、


”ランディ・アレキサンダー”だ!!!」




屋根の上に怪しげな人影がある


???:「なぜあの化け物がこんなところに!?」


ランディ:「は!?、逃さねーぞ 四掌 極点空波(きょくてんそらなみ)!!」


ガァァァン!!ランディの一撃は男の立っていた軒先を吹き飛ばす。


しかしそれでも男は逃げ、


???:「お前が、そいつらと組むのか、、、面白い。

護衛騎士団なんぞに入った時から、読めない男と踏んではいたが、、、まあ、楽しもうぜ、


フハハハハハハハハハ!!」


「その声、お前、まさか・・・」


そういうと、その男は転移魔法ですぐさま消えてしまった。

ご購読ありがとうございます。




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