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第2回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞 への投稿作品

アイ ハブ コントロール

作者: 東の関脇

『アイ ハブ コントロール』乗客と交わした最後の言葉になった。


亜高速で巡航する客船で起きた事故は致命的だった。

『減速出来ない』懸命に修理を試みたクルーの出した結論。



完全自律自動航行可能な人工知能に全権を委譲したのは、単に全クルー、全乗客の中で最も長生きだったダケの最後の乗客だった。



燃料が尽きても減速出来ない客船は、目的地を通り過ぎ、人類が滅亡した後も亜高速で巡航していた。

客船を救助できる文明と出逢う その日まで。

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