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デュプリケイター

複製者

「で、どうするムラサキ?」


「恐らくこちらの行動は筒抜け」


「だな、敵に回すとこれ程厄介な奴はいないな」


「けれど、不思議な事に外には出ていない」


「それについてですが…」


「うん?」


「マオの所持品以外に、大量の包帯や傷薬の空が散乱していました」


「ん?それは、あちらにとっての重要人物が重傷を負っていると言う事?」


「はい。考えられます」


「成る程な…だから今この街から下手に出られないのか…どうした?ムラサキ?」


「気になる…ポーションだって一般人でも購入できる」


「確かに…多少値は張るでしょうが、傀儡の首輪を用意出来るとすれば購入は容易なはず…」


「待て、ポーションには確か一般人の購入時に身分証などの提示、犯罪履歴の確認がなされているはずだ。更に代理購入も確認の時点で暴かれる」


「そうすると、ポーションを購入出来ないのは…」


「犯罪者だから」


「じゃぁ…その重要人物ってのは…」


「エド、すぐに憲兵隊にアメリアの確認を。ゾン、他のメンバーをマオの捜索に全て投入。けれどツーマンセルで行動する事。相手は傀儡の首輪に繋がれたデュプリケイター」


「「ハッ!!」」


 2人はすぐに飛び出す。


「ムラサキ…」


「分かってる…私の仕事はこのハンターズギルドの暗部。例え教え子だって手は抜かない」


「そうか…」


「ダイ…」


「ん?」


「あの子、確かうちの子と同い年なのよね」


「…そうだ」


「お願いがあるの…戦線同盟のガランに連絡を…」


 ◆ ◇◆ ◇◆◇


 ◆ ◇◆


 ◆


「どうもダイゼンさん。どうしたんですかこんな時間に?」


 そう言いながら大柄な男はソファーに座る。


 今はこの部屋にダイゼンとガランだけだ。


「ガラン…お前にギルドハントを依頼する」


「ギルドハント?ついこの間大掛かりな捕物終わったばかりじゃないですか」


「そうだな」


「まさか、取り逃がしが?」


「まだ確定事項じゃない。けれど、かなりの確率で厄介な奴との戦闘になる」


「成る程…厄介な奴とは…?」


「複数ではあるが、そのうち1人はデュプリケイターだ」


「スキルパクリ野郎?成る程…そりゃ厄介だ」


「ただ、出来るなら生かして捕縛して欲しい」


「…ダイゼンさん。相手がデュプリケイターで犯罪者ならやめた方がいい」


「分かってる。だが今回事情がある。それにデュプリケイターとは言えまだまだ新米だ」


「ふーん…そいつの事、やけに詳しいですね…」


「あぁ…」


「それ以上は教えて貰えない感じですかね?」


「お前がその目で確かめた方が良いだろう」


「まぁ…そらそうだ」


「それに、少数精鋭で挑む。そこで私とムラサキがバックアップに回る」


「ダイゼンさんとムラサキさんが?いくらデュプリケイターと言えどそこまでメンツ揃えないとダメなんですかい?」


「そっちの方が都合がいい」


「むぅ〜で、いつ決行ですかい?」


 トントン


「入れ」


 エドが入ってきた。そしてチラリとガランを見た。


「いい、話せ」


「報告します。憲兵隊の独房に拘束されていたアメリアが別人と入れ替わっていました」


「ムラサキの勘が当たったか…」


「そして居場所も発見し、現在暗部で取り囲んでいます。場所は魔窟の地下2階、隠し部屋です」


「そうか…ではこれから1時間後に現場に向かい、再度アメリアと残存勢力の捕縛に向かう」


 ガランはソファーから立ち上がり、背中越しにダイゼンと話す。


「じゃぁ、戦線同盟第一部隊に招集かけときますよ」

現在ゆっくり投稿中(本編更新は朝6時)ですのでどうぞ宜しく。

3章からは2日に1回程度の更新になります。


あっ、宜しければ★を押していただいたり、感想などを書いて頂くと嬉しいなぁ…。

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