表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/51

昇格

新章突入です。

「成る程な…運が良かったか…」


「はっハイ!そうなんですよ!」


「そんな嘘が通るとでも思ってんのか?」


ハンターズギルド、ギルマスのダイゼンさんがアメリアさんの隣に座っている。


「もう一度詳しく話せ」


俺のスキルの事を隠し、それ以外の事を話した。


「アメリア」


ダイゼンさんがアメリアさんの方を見る。


「嘘はついてません」


どうやらあのリストバンドの機能で嘘かどうかの整合性をとってるみたいだ。


「そうか…じゃぁ何か?ゴブリンの召喚失敗した死にかけの魔族の攻撃をひたすら避けたら力尽きて死んだ…これでいいのか?」


「「はい」」


オレとアメリアさんの返事が被る。


「遽には信じられんが、本当に運が良かったんだろうな」


ダイゼンさんは顎をポリポリ掻きながら眼を閉じそして開ける。


「まぁいい。アメリア、マオの4等星昇格手続きと精算をしてやれ」


「えっ…良いんですか」


「仕方ないだろう…運も実力のうちだ。有能なハンターは喉から手が出るほど欲しいからな」


「どういう事ですか?」


なんか今のやり取りは釈然としない。


「簡単な事だ。お前をギルド職員に迎えたかったんだよ」


アメリアさんは下を向いている。


「お前は斥候としても鑑定士としてもそこそこの実力と実績がある。


わざわざ大きな危険に出向かずギルドを回して欲しかったんだよ」


ダイゼンさんがぶっきら棒に言い放った。


「そ、そうだったんですか…有難う御座います」


「まぁ仕方ないわな…こればっかりは個人の自由だ。じゃぁオレは行くぞ。


呉々も気をつけてな。何かあればウチでお前を引き受ける」


「あ、有難うございます」


オレは深々と一礼した。


クビ宣告を受けても拾ってくれる人がいるんだから本当に嬉しい。


目頭が熱くなってしまった。


「では、昇格手続きと精算に入ります」


顔を上げると、ムスッとしたアメリアさんがジト目で見ていた。


◆ ◇◆ ◆◇◆


◆ ◇◆



恙無く昇格手続きと精算をしてもらい、行きつけの鍛冶屋に足を運ぶ。


「こんちわ」


「ん?おぅおめぇか?小烏丸はどうだ?」


「うん。その件でおっちゃんに頼があるんだけど…」


「あん?」


この鍛冶屋のおっちゃんは、口は悪いけどこの街にきてからの付き合いだ。


「コレで小烏丸を二振り作って貰えないかな?」


悪魔の使っていた特大の仗をおっちゃんに見せる。


「おっ…おめぇ…こりゃ何処で手に入れたんだ?」


「うん…」


◆ ◇◆ ◆◇◆


◆ ◇◆



「成る程なぁ…とんでもねぇな…しかし命だけでもあったんだからめっけもんだな!」


「そう言ってくれると嬉しいよ」


「分かった…コレで小烏丸二振りだな」


「うん。宜しく!」


そそくさと帰ろうとした。


「待て…」


「ん?」


おっちゃんの背後からいや〜なオーラが見える。


「打ってやった小烏丸はどうした?」


「えっ?うん。元気でやってるよ?」


「見せろ…」


「えっ?だから…「見せろ」


目付きが鋭い…。


「見せろ」


大事な事で2回目だ…。


「御免なさい!嘘つきましたァ!!」


俺は土下座した。


「この野郎!どういう事だ!!」


◆ ◇◆ ◆◇◆


◆ ◇◆



「つまりあれか?俺の小烏丸じゃおめぇの『纏術』とやらに耐えられなかった…と?」


オレは正座しながら、椅子に座っているおっちゃんの話を聞いている。


「はい。全くその通りで御座います」


「じゃぁ何か?この仗だと耐えられるって事か?」


「分かんないです。でも使ってたんで…」


「成る程なぁ…でもなぁ…それとこれとは話は別よ…」


おっちゃんの怒気を感じる…。


その後、武器の大切さを渾々と聞かされた。

ゆっくり投稿(本編更新は朝6時)で行きますのでどうぞ宜しく。


あっ、宜しければ★を押していただくと今後の励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ