第4章 村を目指して 009 〜可愛いは正義なのです〜
さあ、今日は魔物と出会ったら狩りをするぞーっと!
とりあえず私達はクールビューティーがいた湖とは反対の方に向かって移動を開始した。しばらく歩いていると5匹程のウサギ?みたいな生き物を発見!
「うっわ〜! うっわ〜! もふもふがいっぱいだぁ〜♪」
私は龍の杖を(メニュー画面のアイテム欄に)収納して、うささん達と もふもふ戯れた。
白いの、茶色いの、黒いのとか、選り取り見取りなのでーす! 普通の耳だったり、 たれ耳だったり、すっごく長い耳のもいたりで、どの子もみんな、とってもキュートなのです♪
「めっちゃ可愛いのですぅ〜♪」
可愛いは正義なのです! 抱っこして頭も撫で撫でしてあげる♪ 小さくて可愛いのです。癒されるのです〜お持ち帰りしたいくらいです〜とか思ってたら後ろから、クゥーの、ひっじょーーーに悲しそうな「クゥーン、クゥーン、クゥーン」と言う鳴き声が聞こえた。
oh〜、クゥー。ひょっとしてジェラシー感じちゃってるの? まずいかな……。
「キューン、キューン」
しかも、鳴き声がいつもと変わったぁーーー!?
私はうささんを下に置き、慌ててクゥーの方に近寄って、クゥーを抱きしめた。
「クゥー、ごめんよ〜。別にクゥーのことがキライになった訳じゃないから、そんな声出さないで欲しいな? ほら、よしよし、いい子いい子〜」とクゥーを撫で撫でしてあげる。
クゥー、実は構ってちゃんだったんだね? 私を取られちゃうとでも思ったのかな〜?
「くぅ〜ん。くぅ〜ん」といつもの鳴き声になるまで、クゥーの頭を撫でたり、背中を撫でたり、顎の下を両手で揉み揉みしてあげたり、耳の後ろを撫でてあげたり、お腹をもふもふしてあげたりと大変な思いをした。他の動物と戯れる時はクゥーと一緒に遊んであげるようにしよう!それだったら大丈夫……だよね?ふー。焦ったよ……。
そして、クゥーのご機嫌とりをしている間に、うささん達はどこかへ行ってしまっていた。うぅー、うささ〜ん、カムバーック(泣)!
まあ、冗談はさておき移動を再開しよう。
「がぅ!」とクゥーが吠えた。
「えっ? なんで、ウサギを狩らなかったかって? 可愛いは正義だよ? うささんを狩るのはダメだからね?」とクゥーに注意を促す。
「キューン」と悲しそうな声を出すクゥー。でも、これだけは譲れない。
「ダメなものはダーメ! こちらを攻撃してくる危険なウサギだったら仕方ないけど……」とほんのちょびっとだけ譲歩する私。
「がぉ」クゥーは下を向きながら返事した。
いちおー分かっては貰えたようだ。可愛いものに手をかけるなんて私にはできないのだよ。クゥー許してね。食欲より庇護欲なの!
「さあ、移動を再開しよう!」
「がぅ」
そうして、しばらく歩いていると右側の景色が段々と上り坂から岩壁へと変わって行った。そして、ある程度進んだ所で出会ってしまったのである。気味の悪い変な声で鳴く2頭の金眼の黒山羊に。
< 町の名前編 >
町の名前を考えるのって難しいですね。名前を考え、かぶってないか検索してみると、
パジル → パジルの簡単おいしいレシピがでてきた。バジルの葉っぱじゃなくてパジル?そういうのがあるの?
パジルーン → なんかしっくりこない。でも一致する情報は見つかりませんでしたと出る。
ガドルーン → ほぁ!?なんか綺麗な装飾の紅茶のカップとソーサーの写真が出てきた。食器の連続した凹凸の立体装飾のことらしい。
ガドルード → どなたかのお話の登場人物だった。
ガドルー → カシュヤパと妻ガドルーの間にナーガが生まれる!?そんなの始めて知りました。
バドルード → ルがリュだったけど、ウルトラ○ンに出てくる怪獣の名前だった。
えっと泣いても良いでしょうか?
そんなこんなで、ある1つの町の名前がパジルーンになりましたとさ。ちゃんちゃん。




