第1話 今年の召喚は一味違うようです
読みにくいかも知れませんが最後まで読んで下さると幸いです
「今年も“あれ”の季節だなぁ」
俺、長谷川 創真は、ある一点を除いていれば普通の高校二年生だ。
その、ある一点とは毎年夏休み前に異世界に召喚されることである......中学二年生の時から始まりそれから毎年召喚されるのだ。
一回目の時は一年かけて魔王を討伐し、やっと帰ってきたと思ったらこっちに戻って来たら1ヶ月しかたって無かったし、不思議な事だらけだ。
二回目の時は別の世界に召喚されたがその年は受験生だったので勉強したい!と言う思いで速攻で魔王を倒し一週間程で帰ってきた
三回目はもう慣れたもので異世界ファンタジーを楽しみながら魔王を討伐一年位掛かってたけど、やっぱり帰ってきたら1ヶ月だった
ここまで来たら今年も来るだろうと思いながらのんびり学校への道のりを歩いていると後ろから声をかけられた
「創真!」
同じクラスの泉堂 樹だ
「おはよう樹何だか機嫌良さそうだな」
「おう、今日終わったら夏休みだろ?」
ああ、それでか
「そう言えばあのゲーム......」
「あぁ、あのボスは......」
そんな話を教室に着いてからもしていると
「何だ!これ!?」
教室の床に魔方陣が現れた。そして目の前が真っ白になったと思ったら“三年前”に一度見た事がある部屋にいた
「おい、創真これって」
「マジかよ......」
今年の召喚は一回目の異世界にクラスごと召喚されまてしまったようです。