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星結び  作者: 瑠璃亜@ばんぱいあ
2/2

一日目

「おおおおーい、翔くーん、おーきーてー!」


とても大きい声が僕の耳に響く。


『ん?え、なに?』


「なに?じゃないよ!今日は私とお買い物行く約束でしょ?」


僕は一瞬焦り、時計を見た。


チクタクチクタク………


え?6時?え?


『あぁ、うん、そうだけど………まだ6時だよ?約束の時間は10時だよね?』


いくらなんでも早すぎるのではないか?

6時から何かするのだろうか?


「そうだよ?もー翔くんはわかってないなぁ…私は翔くんの、 彼 女 でしょ?」


『ああ、そうだね…』


眠すぎる。


「女の子はね、こういうデートの日には彼氏に今すぐにでも会いたいから来るものなんだよ?」


『こんな朝早くに?』


朝の6時に勝手に彼氏の家に入ってきて、そしてとても大きな声で起こす。こんな女の子いるのだろうか………。


「そうだよー、だからほら、朝一のキスは?」


もうついていけない。頭が回らない。


『待って待って、僕はとても眠いんだ。だからもう少し寝かせてくれないかな?』


「えぇーじゃあ、私にキスしたら寝ていいよ」


『寝るためなら…』


そして僕は彼女にすぐさまキスをし、眠りについた。


「…翔くんの目覚めのキス…私が…」


ボソボソと何か聞こえるけど無視する。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

なんとここで空気の読めないキャラ紹介!


主人公

(はやと)


彼女

❮菊池 彩織(きくちさおり)

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

ばふばふ。


彩織「はーやーとーくーんーくーじーでーすーよー」


ばふばふばふ。


翔『はいはいおはよう。準備してくるから………。』


彩織「うん、私翔くんのベッドで転がってるねー」


もう好きにしてください。


そして僕は一通りの用意を済ませた後、彩織を連れて行きつけのカフェへ入った。


彩織「ここのカフェはいつきても雰囲気もいいし最高だよね」


翔「そうだね、僕は本当にこのカフェが大好きなんだ。」


その時誰かがカフェへ入ってきた。


カランカラン……



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