元寇英雄集結編後日談
なんだあの蜘蛛の剣属性は!俺たちの世代にあんなのいねぇよ!なにもんだ!あいつ、、
「ここに、いたんか!お前は!」
「島津だと!何故ここがわかった!」
「たまたま通りかかった!」
「そんなもんですれ違うもんなのか!」
「とにかくオメェを殺す。お前のあの驚異的な体力は、剣属性によるものだろ、それさえ封じればお前など屁でもねぇ。」
「舐めるなよ!」
「それ以上動くなら、あらかじめ仕掛けて置いた蜘蛛の糸がお前を八つ裂きにする。」
「じゃぁ聞きたいことが2つある。何故あの蜘蛛の剣属性を作れたのか。そして、何故ここに、蜘蛛の糸があるのかを」
「まずなんでここに、蜘蛛の糸があるのか。それは俺の剣属性だ。俺の剣属性は相手の剣属性をコピーして、一定時間の間保持することができるものだからだ。」
「じゃぁあの刀は」
「剣属性のある刀は魂の石というものをつかうことで作ることができる。とは言っても最初は刀の形をした脆い棒だ。そしてそれに使用者によって形が変わる。そこまでお前は知っているだろう。それをあいつにやらせた」
「発動条件は?人によって違うだろ。ちなみに俺は強い空腹だった。あれを見分けられるのは、先生だけだろ。」
「あいつの発動条件は、風邪だった。だから渡した。」
「何故わかる」
「あれは先生が俺に渡した二本目だった。その時先生は俺に教えてくれた。先生は俺が後継者になるのだと思っていたんだろ。だから教えてくれた。」
「ありがとう。じゃぁあんたの能力はどれくらいの時間持つのか?」
「5分」
「ありがとう。そうか!なら、もう5分たったなぁ!リバースこれで蜘蛛の糸がお前に!」
「冥王星」
「なっ貴様そんな能力まで持ちやがって。蜘蛛の糸が、全部取れちまったじゃねえか!青き四つの槍の雨」
「終着点」
「グワッ!」
「うわー刀汚れたじゃないの」
「俺の最強技がなんで!しかもそれでヘラヘラしてるなんて!あいつ本当に島津か?」
「Kumo18なんてもん使いやがってよぉ!だめでしょうが!ったく!殺すよ!ねぇ!」
「あんた本当に島っ!!!」
「半殺しで留めてやった。次なんかやったら殺すよ」
「あんた、本当に島津、なの、か」
「さぁね?」
そして、竹崎は、世の中ではあたかも死んだかのように扱われていた。竹崎を殺しかけたやつは本当に島津なのか、このときはまだ、彼らは想像もつかないものだった。