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松本清張先生の作品(ドラマ)の真骨頂、クズ中のクズ男。

作者: 新井玲音

 松本清張(先生)という作家をご存知ですか?

 

 私は小説は読んだ事はないのですが、ドラマでは、ちょこちょこ見ています。 


 有名どころ?では「黒革の手帳」でしょうか。

 

 年始にもプレミアムドラマで、「顔」「ガラスの城」やってましたね。両方、見ました。


 「顔」では後藤久美子さん、出てましたね。久しぶりに拝見したのですが、美しすぎてビックリしました。最近、出てないよね?舞台とか出てるのか?表舞台に出なくなった芸能人ってどんどん劣化してくと思うのですが、久しぶりなのに、あの美しさのクオリティの高さ!ビックリしました……。


 そして「ガラスの城」!


 出てきましたねー……、私が松本清張先生の作品の最大の特徴(魅力?)、真骨頂と思っている「クズ中のクズ男」!


 初めて松本清張先生の作品をドラマで見た時(ドラマの名前は忘れましたが)も、登場人物の中に、(うわー、こんなクズ男、初めて見た。こんな男いるんだなぁ……)とクズ男の印象が強かったのですが……。


 「ガラスの城」でも出てきましたね!

 バリバリのキャリア女と見せかけて、内面は情の厚い純真な独身女性、田鶴子(木村佳乃)を殺すクズ男、俊一!(武田真治。あ、言っとくけど武田真治本人がクズというわけではないですからねー!)

 なんていうか殺すまでの過程がエグい(クズ)のです。田鶴子は俊一に好意を持っているのですが、それを利用した挙げ句に殺すのです!その利用の仕方がなんていうかエグい……。俊一は、バツイチ独身なのですが、「結婚しよう」と婚約指輪を渡すまでしたあとに、殺すんですよね……。なんなの、この上げて落とすの究極……、徹底した裏切り……、エグすぎる!殺すつもりならそこまで上げるなよー!利用するにしても、もうちょっと柔らかく利用してくれー!エグすぎる!クズすぎる!キング·オブ·クズ!


 まぁ、そのクズ中のクズ男が印象に残るというか……、こういう男が出てくるのが松本清張先生の作品の魅力というか……、清張先生の真骨頂だと思っています。


 殺人ものでは、殺人者は怨恨がある場合が多いです。殺人は許される事ではないですが、怨恨は動機としてはわかりますよね。殺人にまで至ってしまったのを気の毒に思ってしまう事すらあります。


 あとサイコパスも出てきます。これもなんか、殺人はダメですが、精神異常者なら仕方ないかぁ……と、なんとなく納得しちゃってるところあります。


 でも清張先生の作品に出てくるのは、ほんとに、ただのクズ!なんの同情も納得もできない!ただただ嫌悪感!ただただ引く!こういう人物を描ける清張先生ってすごいなぁ……、と思いました。


 皆さんで、松本清張のドラマ見た事ある方、松本清張の面白さはどこにあると思いますか?

 あと私は、小説は読んだ事ないので、小説はドラマと違ってこういうところが面白いよ!というのがあったら聞いてみたいですので、感想欄にお書きいただいたら……と思いますm(_ _)m(^^)

ところで今、時の人、別の松本(○志)はどうなっていくのか……。クズでない事を祈る!(笑)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 松本清張さんの作品は何度ドラマ化されたか分からない位ですよね。 そして、男のクズさ加減が絶妙!とのご意見には100%同意します。 そして、女がタフ。 酷い男に振り回される女の姿は枚挙にいと…
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