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トリスの裏日記  作者: 春生まれの秋。
3/5

ベリアルさん、お見事です②

本題に入れない( ;∀;)

書いても書いても、進まない(´;ω;`)

亀の歩み…。

消えたい自分と格闘中(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)

…。がんがりまふ。


2、



オーナーの話によると、時空を自在に行き来するデウスライナーをジャックした魔神ベリアルは、どうやら、過去の改変している様だ。目的は、自分の消滅を防ぐ事。その手段は、どうやら魔神ベリアルにとって都合の悪い存在、つまり、先の戦いで因縁を持ったトリスティーファ・ラスティン(私)の存在を消す事。彼にとってライバル視されている私の存在を消す事は、結果的に自分の存在の固定に繋がると考えた様なのだと、推測されるらしい。

難しいオーナー達の話で私が理解出来た情報は、それだけだった。

私としても、因縁の相手である魔神ベリアルさんの悪あがきで世界に迷惑がかかるのは許容出来ない。例え、誰にも迷惑を掛けずに存在ごと『私が』消滅出来る絶好の機会なのだとしても。今の私の傍には、確固たる戦友という名の友情を築いてくれた人達がいるのだから。彼等の信頼を裏切る事は私には絶対に出来ない。


さて、それでは、私の存在を抹消しようと動いているらしいベリアルさんがいるのに、何故、私達に『今』その影響が無いのか、というと、アーサガさんの所有物であるこの部屋に居るから、まだ改変に巻き込まれていないだけなのだそうだ。

いつの間にか、アーサガさんの背後に控えていた白の預言者・ルカさんが、外界を覗く水晶に映し出される改編中の事象について教えてくれた。


アーサガさんは、頑なに認めようとはしないけど、こういう人外さんにも対応出来る設備を所有している段階で、「只の」「冒険者を辞めた」「酒場のオヤジ」では無いと思うの。

冒険やトラブルに関わりたくないのは分かるけど、誤魔化しは良くないんじゃないかしら?

まあ、侮られてたほうが、事後処理とかしやすいのは確かなんでしょうけど。自分の功績、しかも、他者に誉められる様な事柄を無闇矢鱈と言い触らさないのは、恥ずかしながら、何てシャイな理由ではないとはおもうのだけど。



そんなオーナーの要請に応えられる存在=アーサガさんからの依頼、という形で、改編されつつある時間軸の修正をすべく、私達は準備をさせて貰った。具体的には、この湧水亭の隠し小部屋の能力を使用して、潜在能力の全解放をして貰ったのである。

そんな特殊な部屋を持って居る事は、真教教会組織から見たら異端であろうし、各国が知ってしまえば、その有用性を見過ごす事は出来なくなる位、規格外な戦争の火種である。なのに、ここの持ち主(アーサガさん)は、王国自由都市ケルバーという自治都市の庇護下に見える場所である南門の僅かに外側に居を構える事で、外交的不可侵領域にしてしまったのである。しかも、誰の領地に属して居ない為に税金に対する処置(言い訳)もしているのだ。

異界からの来客の頻度が多いのも、アウトローな方々の溜まり場になるのも、仕方ないのである。


話がずれてしまったが、オーナーによると、今確認されている事象のズレ、時間の歪みを正す為には、いくつかのキーとなる時代に先回りして、未然に改編を止めさせる必要があるそうだ。

その為の移動方法なのだが。

ガチャリと、突如として開かれる扉。

その奥に見えるのは、沢山の本。

明らかに、湧水亭には無い設備。図書館に見える場所。

「今回の不始末はあんたの担当区画よ~」

「えー…めんどくさい~…小姉が行けばいいのに~」

「はぁ!?私は、あんたの他のやらかしの後始末で忙しいの。分かるかしら?」

「分かりたくない~」

「いいから、行く!!!」


ドンっ



そう音がして、言い争っているらしい扉の奥の人達を押し退けて、其処から、フードを被った妙齢と思われる女性が出てきた。

纏うオーラは、只人のそれとは大きく違い。顔は見えず、未だ声も発して居ないけれども、マントの上からでもしっかり分かる凹凸が、麗人のモノであると認識させる。

彼女は、アーサガさんを見たあと、此方を見て頷くと言った。


「早速で悪い。この世界の住人よ。破損箇所の修正をやって貰おう。」


私達がその声を聞いたと認識した瞬間、景色が変わった。






纏まらないよ(σ´Д`)σ

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