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トリスの裏日記  作者: 春生まれの秋。
1/5

はじめに。

ようこそ!

元気ですか?


新しいナニカに挑戦するのは、大変勇気が要りますね。

時々は、今を形作る思い出も、振り返りたくなりますよね。私だけかな?女々しいかな?


それに縋りきって、進めなくなるのは良くないですが、思い出の劣化が激しくならない様にしたいのも、また一つの悪あがきなんでしょうね。



1、書くに当たっての、私の決意。



 私には、表に出せない冒険が、沢山ある。勿論、表に出せない経験も、それなりに体験している。

 人間関係が希薄な私には、記録に残すべきではないそんな色々な出来事でさえ、『私』を構築する大切な一欠片である。


 ここでは、そんな、表に出しちゃいけない『経験』を綴ろうと思う。


 これは、私が体験した、大事な出会いと、想いを残す為の日記。

 

 大事な恩人達に、こっそりと贈る、私から見た、輝かしい人達との、その記録である。


 尚、思い出しながらなので、時系列は、まちまちになってしまうかも知れない。


 彼らは、そんなところも私らしいと、受け入れてくれるだろうか?


 限られた時間を超えまいとしてはみたが、超えてしまっている現状が申し訳無い。

 更に、どれだけの事を書けるかも分からない。

 それでも、私に関わってくれた、『あなた』を、少しでも忘れたくないから、出来る限りをしようと思う。







《注意事項》


 これから綴るこの、日記というか、記録というか、多分に随筆めいたものは、表にバレたら確実に禁書指定されるだろう。

 何故なら、真教としても、国家的にも、裏社会的にも、魔術師の世界的にも、また、その他様々な組織的にも、コレらは、都合の悪い事を多分に含むからである。

 おおよそ、私は知的生命体が形作る『社会』や『組織』と言ったモノとの相性が、言いにくいのだが、大変宜しく無いらしい。

 …無自覚に、やらかしてしまうらしいのだ。

 私としては、全く彼らの邪魔をしたいとは思っていないのだけれども、結果的に、彼らの思惑をぶち壊しちゃったり、めちゃくちゃにしちゃったり、兎に角、陰謀めいたアレやコレやを台無しにしてしまうらしい存在として、彼等に認識されていると、風の噂に耳にした事がある。私の行動は、彼らの予想の斜め上から、濁流が押し寄せるが如く、全ての準備や苦労を水泡に帰すのモノなのだそうだ。

 そんな様々な計画を練っている彼らには、大変申し訳なく思っているのだが、だからと言って、私が冒険を止められる筈もない。

 

 私は、自分の心の中にある『正しいと感じる事』に忠実に、生きている訳だが、それが故に、一般人な筈なのに、色んな組織に要注意人物として、警戒されてしまうに至ってしまったのである。

 そんな、一般人には大変危険だと思われる組織の闇や、気づいちゃいけない世界の真理や成り立ちなんかにも、意図せず自然に関わって来たらしい。

 よって私は警告する。

 ここにこれから記すアレコレは、私の妄想であり、フィクションである、と、心得て欲しいと。

 想像力豊かな物語の発露である、と。

 認識こそが、世界を形作る以上、物語だと信じてさえいれば、世界は貴方に牙を剥かないのだから。




 


 


とりあえず、生きてるよ。

をお伝えします。



あなたにとっての、彼女のイメージをきちんと聞けなかったのは、かなりの私の悔いですね。


え?

ダメな奴?

ポンコツ?


うん、そうかも。

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