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【side story】資材倉庫ガンる

「ほらジータ!最終確認だ!」


新しい国家的なプロジェクトが進み始めた事でホームセンターの中も慌ただしく動き始める。


「陳列した商品が棚にいくら入っているかちゃんと確認しろよ、ちゃんと手が空いてる子供たちを拾ってきたんだから数字に起こして書類にしろよ。」


同じ内容を何人もが確認するダブルチェックやトリプルチェックを出来る時にして在庫の確認をしっかりとさせる。


「これから新しい街作りが始まるから物資はいくらあっても足りないようになるかも知れない、数えるのと一緒に商品を可能な限り覚えるんだ!聞かれた時にどこにあるのか、また在庫はいくつあるのか?入荷は可能なのか?ちゃんと覚えろよ!」


「兄ちゃん、数が多すぎるよ………流石の覚えられないって………。」


「ジータ!お前が皆に分担を振るんだよ!決められた一部ならなんとかなるだろ?」


「あぁ、そういう事か!みんな集まって!」


ジータはシーニャと共にああでもないこうでもないと仕事を降っていく。だいぶ人を使うのにも慣れてきたようだ。


「ジータとシーニャは後で全員の報告を受けて報告書を俺にまわしてくれ。何が足りないとかもちゃんと確認して注文してくれ。」


書類仕事が好きではないジータが肩を落としながら仕事を進めていく。


「ジータ次第で工事が出来るか出来ないとかがきまるから頑張って行こうぜ。」


「おいっす!シーニャちゃんと頑張るから大丈夫、頑張るから!」


こうしてノロけたジータの元には仕事が集中したのは言うまでもない。

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[気になる点] 「兄ちゃん、数が多すぎるよ………流石の覚えられないって………。」   流石の ⇒ 流石に
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